2020年を振り返る(5月編):給付金10万円をスマホから申請/UQ mobileの楽天対抗プラン:Mobile Monthly Top10
2020年5月のアクセス数トップ10を紹介。1位は、10万円の特別定額給付金をスマートフォンから申請する方法と、マイナポイント事業にスマートフォンから登録する方法をまとめた記事でした。「UQ mobile」の新料金プラン「スマホプランR」も注目を集めました。
2020年も、残り10日を切りました。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位で見ながら、モバイル業界の主なトピックを振り返っていきます。今回は5月のアクセス数トップ10を紹介します。
ITmedia Mobile Monthly Access Top10
2020年5月1日〜2020年5月30日
- マイナンバーカードで給付金10万円をスマホから申請、さらに5000円還元もゲットする方法
- 総務省がNTTドコモと販売代理店70社に行政指導 「不適切な端末代金の値引き」について
- 楽天モバイルの弱点を突く「UQ mobile」の新料金プラン “サブブランド化”も意識
- 5G時代はWi-Fiルーターが固定回線代わりに? HTCもルーターに活路を見いだす
- 「iPhone SE(第2世代)」は7や6sからどれだけ進化した? 使い勝手や性能を比較した
- なぜ5Gのエリアは劇的に狭いのか? キャリア各社の5Gエリア整備計画を確認する
- UQ mobile、“楽天モバイル対抗”の新料金プラン「スマホプランR」を提供 月間10GB+低速時は1Mbps
- auのポイントに「Ponta」を取り込む狙いは? 課題はオンライン決済か
- 新「iPhone SE」は誰にオススメできる? 今使っている「端末」と「回線」から考える
- auじぶん銀行、入金とau PAY残高チャージで現金1000円プレゼント
1位は、10万円の特別定額給付金をスマートフォンから申請する方法と、マイナポイント事業にスマートフォンから登録する方法をまとめた記事でした。毎月掲載しているスマホ決済のキャンペーンのまとめ記事もコンスタントに読まれており、やはり「お金」「お得」にまつわる話は読者の関心が高いことが改めて分かりました。当時はマイナポイント事業の開始前でしたが、7月の開始以降、各社で追加キャンペーン合戦が過熱したことも記憶に新しいところです。
UQコミュニケーションズが発表した「UQ mobile」の新料金プラン「スマホプランR」も2つの記事がランクインしており、大きな注目を集めました。月額2980円(税別)で10GBまでのデータ通信が利用でき、容量超過後も1Mbpsで利用できるということで、楽天モバイル対抗を明確に打ち出したプランです。10月にUQ mobile事業がKDDIに移管され、12月にドコモが月額2980円で20GBの「ahamo」を発表するなど、サブブランドや料金プランを取り巻く動きがとにかく活発な1年でした。
6位にランクインした5Gエリアの解説記事は、6月以降も長く読まれています。2020年は5Gの商用サービスが始まった「5G元年」ではありましたが、エリアが「面」ではなく「点」でしか広がっていないことから、実際に5Gが使える機会はごくわずかでした。KDDIとソフトバンクは4G周波数の5G転用に積極的ですが、ドコモはあくまで5Gの新周波数メインで勝負する姿勢を見せており、5Gエリアの戦略がキャリアによって異なるのも興味深いところ。ともあれ、5Gを日常的に利用できるようになるまで、もう少し辛抱強く待つ必要がありそうです。
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