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決済端末不要でNFCタッチ決済 GMOとSoft Spaceが本格提供
GMOフィナンシャルゲートSoft Spaceは、決済専用端末を必要としない端末レスの決済サービスを本格提供。市販の端末に専用アプリを入れるだけでNFCタッチ決済に対応する「Fasstap」を活用している。
GMOフィナンシャルゲートとSoft Spaceは、12月25日に決済専用端末を必要としない端末レスの決済サービスを本格提供開始した。
本サービスはGMOフィナンシャルゲートの決済ネットワークと、市販のタブレットやスマートフォンに専用アプリをインストールすればNFCタッチ決済が可能となるSoft Spaceのサービス「Fasstap(ファスタップ)」の連携により実現。事業者はキャッシュレス決済対応端末の導入費用や、機器メンテナンス費用も不要で導入できる。
これにより交通事業者のMaaS(Mobility as a Service)促進や、飲食店のテーブルオーダーなど新たな決済シーンの創出が期待できる。また、GMOフィナンシャルゲートが運営する決済センターとFasstapはPCI SSCが定める規定に準拠した高度なセキュリティを確保しており、安心・安全なキャッシュレスプラットフォームを提供を行うとしている。
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