ニュース
ドコモ、宅配事業者の不在通知や銀行を装ったSMSへ注意喚起
NTTドコモは、宅配事業者の不在通知や銀行などを装ったSMSへ注意喚起。記載されたURLのリンク先で不審なアプリのインストールを促すケースや、個人情報の入力を促されるケースなどが確認されている。
NTTドコモは1月23日、宅配事業者の不在通知や銀行などを装った不審なSMSについて注意喚起した。
SMSに記載されたURLのリンク先でGoogle Chromeに酷似した不審なアプリのインストールを促すケース、dアカウントログインサイトや金融機関に酷似したサイトへ誘導して個人情報の入力を促すケースが確認されている。不審なアプリのインストールを行うと身に覚えのないSMS送信が行われる、不正な決済が行われるといった被害が発生している。
不審なSMSを受信した場合にはSMSを削除するか、記載されたURLリンク先にアクセスしありアプリをインストールしたりしないよう注意したい。万が一、アプリをインストールした可能性がある場合はアンインストールするよう呼び掛けている。
関連記事
- ドコモ、犯罪を未然に防ぐ「不審者検知ソリューション」提供 5Gも活用
NTTドコモは、1月20日に富士通の「不審者検知ソリューション」を5Gパートナーソリューションとして提供開始。人の行動や特有の動作などを監視カメラの映像から分析・数値化し、不審行動を検知して重大事故や犯罪を未然に防ぐ。 - auじぶん銀行からau PAYへのチャージ、一定金額以上はキャッシュカードが必要に
auじぶん銀行は、アプリを利用したau PAY 残高へのチャージ方法を変更。一定金額以上のチャージを行う場合、キャッシュカード裏面にある4桁の確認番号入力が必要となる。 - 偽のChromeアプリをインストールさせる不審なSMS、ソフトバンクが注意喚起
ソフトバンクが、配送業者などを装った不審なメールやSMSについて注意喚起。本文に記載されているURLへアクセスして表示された指示に従うと偽のChromeアプリがインストールされるという。 - ドコモ、銀行の偽サイトに誘導するSMSへ注意喚起
NTTドコモは、同社を装いdアカウント情報や銀行口座のログイン情報を盗み取ろうとするSMSを確認。記載されたURLにアクセスするとdアカウントのID/パスワードや銀行口座のログイン情報を詐取され、不正利用される被害が発生している。 - フィッシング対策協議会、ドコモをかたるSMSに注意を呼びかけ
NTTドコモ公式のショートメッセージ(SMS)に紛れ込んで、フィッシングサイトへ誘導するSMSが増えている。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.