トーンモバイル、月額1000円のまま090音声サービスを搭載 動画以外は高速でデータ使い放題に
ドリーム・トレイン・インターネットが、MVNOサービス「トーンモバイル」の基本プランを3月1日から改定する。月額1000円は据え置きで、090音声サービスを標準搭載する。4月からは動画視聴以外は、高速通信が使い放題となる予定。
ドリーム・トレイン・インターネットが、MVNOサービス「トーンモバイル」の基本プランを3月1日から改定する。
月額1000円(税別、以下同)の基本料金は据え置きで、これまで月額950円のオプション扱いだった090音声サービスを標準搭載する。050IP電話サービスも引き続き標準搭載している。
これにより、ユーザーは月額1000円で090(または080、070)と050番号を持てるようになる。090と050の電話番号いずれも、詐欺電話などの可能性がある電話番号からの着信時に、AIが検知して画面に警告を表示する「あんしん電話」を搭載している。月額950円で5分以内の通話がかけ放題となる「090電話かけ放題オプション」も提供する。
トーンモバイルで高速通信を利用するには、現在は1GBあたり300円または445円で「高速チケット」を購入する必要があるが、フリービットグループのスライシング技術を活用することで、速度制限を動画視聴時のみに限定する。4月(開始日未定)からは高速チケットを「動画チケット」とし、動画視聴以外は高速通信が使い放題となる。
あわせて、カメラのキタムラ店頭での取り扱いを、2021年春に100店舗まで拡大し、46都道府県で展開する。
なお、TONE SIM(for iPhone)は現状から変化はなく、月額1500円、090音声サービスはオプション扱いとなっている。
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