オリコンの格安SIMユーザー調査 利用率上位は「LINEモバイル」「OCN モバイル ONE」
oricon MEは、3月26日に格安SIMの満足度調査について発表。SIM単体は「LINEモバイル」、スマホとのセットでは「OCN モバイル ONE」の利用率が高い。
oricon MEは、3月26日に格安SIMの満足度調査について発表した。対象は過去1年以内にMVNOの公式サイトまたは店舗でSIMカードを新規(乗り換え含む)で購入し、開通設定を行った全国18〜84歳の利用者1349人。2020年7月14日〜8月3日の期間、インターネットでアンケートを行った。
SIM単体で購入したユーザーが利用している(していた)ブランドはLINEモバイル(22.2%)が最も多く、次いでmineo(16.5%)、イオンモバイル(13.0%)と続く。LINEモバイルは年代別で見ても利用率が最も多く、特に10〜20代は40%を超えている。一方、イオンモバイルは年代が高くなるにつれて利用率が高くなり、60代以上の利用率が最も多くなった。
過去1年以内に端末をセットで購入したユーザーの利用率はOCN モバイル ONEが22.5%で最多となり、次にイオンモバイル(15.2%)、LINEモバイル(12.6%)などが続いた。年代別では10〜20代がLINEモバイル、30代以上はOCN モバイル ONEが多くなっている。60代以上で2番目に利用率の高かったJ:COM MOBILEではケーブルテレビとのセット契約を含め、サポート対応で支持を集めている。
利用前に重視した項目(複数回答)は、SIM単体は「料金プランの分かりやすさ」(53.8%)、「料金に対するサービスの質」(41.4%)、「加入手続きの容易さ」(35.2%)、「加入キャンペーン」(30.2%)だった。端末セットは「料金プランの分かりやすさ」(51.6%)、「加入キャンペーン」(35.1%)、「料金に対するサービスの質」(34.8%)、「端末商品の性能や価格帯」(28.2%)となった。
年代別で見てみると、SIM単体での料金プランの分かりやすは50代・60代以上は約6割に。加入手続きの容易さは10・20代が最も高く42.3%で、年代が上がるにつれ重視の割合が下がっていることが分かった。また端末セットのみの項目「端末商品の性能や価格帯」では10〜20代や30代と40代以上でやや開きがあった。
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