MCAのキャリアショップ調査 全国8067店舗とほぼ横ばいながらメインブランドは減少
MCAが、キャリアショップの展開状況に関する調査の結果を発表した。主要4キャリアのキャリアショップは全国に8067店舗存在し、2020年8月と比べて4店舗増加した。ただし、メインブランドの店舗は2019年2月の7069店舗から6790店に減っている。
MCAは4月2日、キャリアショップの展開状況に関する調査の結果を発表した。なお、この調査では家電量販店や併売店(複数キャリアを取り扱う販売点)はまとめて「取扱店」と定義し、キャリアショップには含んでいない。
2021年2月時点でY!mobileショップやUQ mobileショップを含む4キャリアのキャリアショップは全国に8067店舗存在し、2020年8月の8063店舗から4店舗増加している。ブランド別に店舗数をみると、NTTドコモが2330店舗(28.9%)、ソフトバンクが2279店舗(28.3%)、auが2185店舗(27.1%)と3社で84.3%を占めている。
また、楽天モバイルは前回2020年8月の調査より1店舗増の214店舗に。サブブランドではY!mobileが9店舗減の852店舗、UQ mobileが28店舗増の211店舗となった。全体としては微増だが、2019年2月に7069店舗あった主要3キャリアのメインブランドショップ数は本調査時点で6790店まで落ち込んでいる。
一方、メインブランドとサブブランドの両方を取り扱う「ダブルショップ」は増加。ソフトバンクは既に72.9%がY!mobileとの併売を行っているが、UQ mobileを取り扱うauキャリアショップは10.1%となった。KDDIはauショップから「au Style」へのリニューアルを進めており、2021年2月時点で121店舗まで転換が進んでいることが分かった。
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