「AirTag」に興味のあるiPhoneユーザーは47.7%、うち予約済みは9.1%――MMD研究所が調査
MMD研究所が「AirTagと忘れ物に関する調査」の結果を発表した。iPhoneユーザーのAirTagに対する関心度は47.7%で、そのうち予約済みは9.1%、購入意向は62.4%に。「忘れ物をして困るもの」の最多は「スマートフォン」となった。
MMD研究所は4月30日。「AirTagと忘れ物に関する調査」の結果を発表した。この調査はスマートフォンを所有する18歳〜69歳の男女を対象に4月24日から27日にかけて行われた。有効回答は3857人だ。
Appleが4月20日(米国太平洋時間)に発表し、4月23日から販売予約の受け付けを開始した紛失防止タグ「AirTag」への関心度を聞いた所、「とても興味がある」「興味がある」が合わせて39.5%となった。普段使っているデバイス(スマホ)別に見てみると、iPhoneユーザー(2122人)の47.7%、Androidユーザー(1708人)の29.3%が関心を持っていることが分かった。
AirTagに興味があると回答した1525人を対象に、AirTagの購入意向を聞いたところ「購入した(予約済み)」が10.0%、「購入する予定」が12.9%、「購入を検討している」が45.1%となった。iPhoneユーザーに絞ると、62.4%が購入意向を示した。
今回のアンケートの対象者に「忘れ物をして困るもの」と「忘れ物をしたことがあるもの」を聞いた所、両者共に「スマートフォン」という回答が一番多かった。実際に「なくしたことがあるもの」の最多は「財布」だった。
忘れ物をしないためにしていることを聞いた所、「決めた置き場所に置く」が52.1%、「出かける前に持ち物チェックをしている」が44.9%、「事前に準備しておく」が42.5%。最も多かった回答を年代別で見ると、10代が「出かける前に持ち物チェックをしている」、20代が「事前に準備しておく」、30代〜60代が「決めた置き場所に置く」と異なる結果となった。
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