「Xperia 5 II」のSIMフリーモデルが5月28日に発売 ストレージ256GBでDSDV対応
ソニーが5月28日にSIMロックフリーの「Xperia 5 II」を発売する。SIMロックフリーならではの特徴として、nanoSIMスロットを2つ備えており、DSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)に対応する。ストレージはキャリアモデルの128GBから256GBに増量した。
ソニーが5月20日、「Xperia 5 II」のSIMロックフリーモデル(XQ-AS42)を発表した。
同日13時からソニーのECサイト「ソニーストア」、ソニーの直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、一部家電量販店やECサイトで予約を受け付ける。発売は5月28日を予定している。市場推定価格は11万5500円前後(税込み)。カラーはブルー、グレー、ブラック、ピンクの4色で展開する。5月21日から、ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神、一部の家電量販店でXperia 5 IIの実機を展示する。
Xperia 5 IIは、ソニーモバイルコミュニケーションズ(当時)が2020年9月に発表した小型の5Gフラグシップモデル。国内ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが10月〜11月に発売済み。約68(幅)×158(高さ)×8(奥行き)mm、重量163gのボディーに、ソニーの技術を盛り込んだディスプレイやカメラを搭載している。OSはAndroid 11をプリインストールしている。
ディスプレイはアスペクト比が21:9の約6.1型フルHD+有機ELを搭載しており、120Hzの駆動速度を実現。黒画像を挿入することで駆動速度を240Hzに高めることもできる。アウトカメラは1220万画素の広角、超広角、望遠で構成され、リアルタイム瞳AFや最高20コマ/秒のAF/AE追従の高速連写が可能。
プロセッサはSnapdragon 865、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは256GBを備える。バッテリーは容量4000mAhのものを内蔵している。IP68の防水、防塵(じん)に対応しており、おサイフケータイも利用できる。ディスプレイ面にステレオスピーカーを搭載する他、3.5mmイヤフォンジャックも備える。
SIMロックフリーならではの特徴として、nanoSIMスロットを2つ備えており、DSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)に対応する。なおSIMスロットの1つはmicroSDと排他利用となる。対応バンドは5Gがn77、n78、n79、LTEが1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42。この他、キャリアモデルの差分として、内蔵ストレージが128GBから256GBに拡張されている。
ソニーによると、2020年10月に発売したSIMロックフリー「Xperia 1 II」を購入した人のうち37%が4キャリアの新料金プラン(ahamo、povo、LINEMO、Rakuten UN-LIMIT VI)を利用しているという。そのうち、63%が「快適に通信できている」、69%が「通信回線の自由度が高い」と答え、SIMロックフリーXperia 1 IIと新料金プランは相性がいいことが分かったという。また、キャリアモデルを発売してから「SIMロックフリーモデルを出してほしい」という声が多く挙がったことから、SIMロックフリーモデルを企画したとのこと。
Xperia 5 IIの発表に伴い、5月20日19時30分から、YouTube Live@ソニーストア銀座にて、Xperia 5 II企画担当者と、ソニーストアスタイリストの対談をライブ配信する。
あわせて、5月20日から7月2日までにSIMロックフリーXperia 5 IIとXperia 1 IIを購入した人を対象に、2つのキャンペーンを実施する。1つ目では、先着1500人に「Xperia Transfer 2」アプリによるデータ移行で使う、USBアダプター(試供品)をプレゼントする。2つ目では、抽選で1000人に限定デザインの5000円分のQUOカードをプレゼントする。
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