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「ドコモメール公式アカウント」提供開始 フィッシング詐欺対策で送信元を明示
NTTドコモは、新機能「ドコモメール公式アカウント」を提供開始。申込企業や団体の公式アカウントから送信されたメールだと明示し、送信元を容易に判別できるようにしてフィッシング詐欺メールを防ぐ。
NTTドコモは、5月25日に新機能「ドコモメール公式アカウント」を提供開始した。
本機能は「ドコモメール」のアプリやブラウザ版で、同社をはじめ申込企業や体の公式アカウントから送信されたメールにマークを付けて明示。公式アカウントを装って送信されたメールにはマークが表示されないため、送信元の判別が容易になり、フィッシング詐欺メールを防ぐ。
利用料金は無料で、ドコモメール利用者に自動適用されるため申込も不要。不要の場合は「My docomo」から設定変更可能だ。サービス開始当初に導入決定している企業は以下の通り。また、同社が送信する各種サービスも対象となる。
- SMBCグループ
- 三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、SMBC信託銀行、SMBC日興証券、三井住友カード、SMBCファイナンスサービス、SMBCコンシューマーファイナンス
- 佐川急便
- 日本郵政グループ
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行
- ヤフー
- LINE
- 楽天グループ
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