ドコモの「Xperia Ace II SO-41B」のカメラ回りとmicroSD回りに不具合発生 対策のソフトウェア更新は6月中旬を予定:購入予定者は注意
NTTドコモが5月28日に発売した「Xperia Ace II SO-41B」に、カメラとmicroSDに関する不具合が発覚した。端末の販売は継続しているが、不具合を修正するソフトウェア更新を実施するまでは気を付けて使いたい。
NTTドコモが5月28日に発売したソニー製スマートフォン「Xperia Ace II SO-41B」について、カメラ機能とmicroSDメモリーカードに関する不具合が発生していることが判明した。現時点において端末の販売停止措置は取られていないが、利用に当たっては一定の注意が必要となる。不具合を修正するためのソフトウェア更新は、6月中旬に実施される予定だ。
不具合の概要と回避方法
SO-41Bで発生している不具合と、当面の間の回避方法は以下の通り。
カメラ機能の不具合
同機種の標準カメラアプリでカメラを撮影しようとすると、アプリが強制終了して撮影できないことがある。
この事象はGoogle Playからダウンロードしたカメラアプリでは発生しない。当面の間は標準カメラアプリを使わずに、別途ダウンロードしたカメラアプリを使おう。
microSDメモリーカードに関する不具合
microSDXC規格(容量32GB超)のmicroSDメモリーカードを正常に認識できない場合がある。
この不具合では、異常の無い(正常にフォーマットされた)microSDXCメモリーカードでもフォーマット(初期化)を促すメッセージが出る。このメッセージに従ってフォーマットするとmicroSDXCメモリーカード内のデータが全て消えてしまうので、フォーマットをしないように気を付けよう。
挿入したmicroSDXCメモリーカードを正しく認識できない場合は、ソフトウェア更新まで利用を控えたい。他の端末からのデータ移行にmicroSDメモリーカードを利用したい場合は、当面の間はmicroSD規格(容量8GB以下)またはmicroSDHC規格(容量32GB以下)のものを使おう。
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