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携帯各社、企業のSMS番号を共通化 双方向コミュニケーションが容易に
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクは、個人ユーザーが企業とSMSを送受信するために利用する番号の共通化を発表。6月28日から順次提供し、楽天モバイルも本共通化への参画を検討するという。
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクは、6月28日に個人ユーザーが企業とSMSを送受信するために利用する番号の共通化について発表した。
これまで個人ユーザーと企業がSMSを送受信する際、企業側は3社で個別の番号を用意する必要があった。そのためSMSの番号が同じ企業で異なっており、各社の番号を個人ユーザーに案内する必要があるなど、双方向のコミュニケーションツールとしての使いづらさが課題となっていた。
本共通化ではSMSを送受信するために必要な番号を企業単位で発行し、1つの共通番号で個人ユーザーと企業のSMS送受信が可能になる。荷物配達前のSMS通知や不在時の再配達の依頼など、SMSで完結する双方向のコミュニケーションが容易になる。
NTTドコモとKDDIは6月28日から、ソフトバンクは10月以降の提供を予定。また、楽天モバイルも本共通化への参画を検討するという。
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