Google、スマホ送金サービスの「pring」を買収

7月13日、Googleがpringの株式取得に向けた契約を締結した。pringの親会社であるメタップスが、pringの全株主をGoogleに譲渡する。pringによると、現時点でpringのサービスに変更はないとのこと。

[田中聡，ITmedia]

　7月13日、Googleがpringの株式取得に向けた契約を締結した。

　pringの親会社であるメタップスが、pringの全株主をGoogleに譲渡する。その他の大株主であるミロク情報サービスと日本ガスも、pringの全株式をGoogleに譲渡する。持ち株比率はメタップスが45.3％、ミロク情報サービスが22.7％、日本ガスが18.6％。

　pringによると、現時点でpringのサービスに変更はないとのこと。

pringの告知

　pringでは、スマートフォンのアプリを使って他のユーザーに送金をしたり、店舗でQRコード決済をしたりできる。銀行口座からチャージができ、やりとりしたお金を銀行口座に戻して現金化することができる。

pringのサービス内容

　Googleはモバイル決済サービスとして、非接触決済が利用できる「Google Pay」をAndroidスマートフォン向けに提供しているが、pringを取り込むことで、Google Payの裾野が広がることが期待される。