初代「iPhone」から「iPhone 12」まで歴代iPhoneを撮り比べ 14年間でどれだけ進化した?:ITmedia Mobile 20周年特別企画(3/4 ページ)
2007年に海外で初代「iPhone」が発売されて、2021年9月15日にはついに新型iPhoneがお披露目されるかもしれない。というところで、初代から購入を続けてきたiPhoneシリーズのカメラ性能を一挙におさらいする。
最初に1200万画素のセンサーを搭載したのは「iPhone 6s」
Q:最初に1200万画素になったiPhoneは?
A:2015年の「iPhone 6s」。
2011年に800万画素になったiPhoneは、2015年に画素数が1200万画素に増える。2021年になっても1200万画素のままで、スマホのスタンダードになった感がある。無理に画素数を増やしても画質的にはいいことないので、しばらくこのままいくかもしれない(とか言っていると、次の製品で画素数が上がっちゃうかもしれないので、うかつなことは言えないんだけど)。
iPhone 6sや「iPhone 6s Plus」も光学式手ブレ補正の有無という差別化はあったが、さらに動画が4Kに対応したことや、インカメラが500万画素にアップしたのもトピックだ。
Q:最初にデュアルカメラが搭載されたのは?
A:2016年の「iPhone 7 Plus」。
iPhone 6でPlusモデルとの間にカメラ性能の差をつけ始めたAppleは、2016年の「iPhone 7」で光学式手ブレ補正を搭載したものの、「iPhone 7 Plus」の方をデュアルカメラに進化させ、またもやPlusの方を買わざるをえなくなったのだった。
7 Plusは広角と2x望遠という構成で、発表時にアップデートで背景をぼかすポートレートモードを搭載すると宣言。無事、搭載されたのだった。
翌2017年は従来の路線を踏襲した「iPhone 8」に加えて、「iPhone X」という新たなハイエンド機のラインが追加される。で、ホームボタンがなくなり、今ではおなじみのノッチが付いたのである。
2018年には「iPhone 8s」は登場せず、代わりに「iPhone XS/XR」という構成になり、従来のPlusモデルは「XS Max」と名前を変えた。
最近のモデルは、記憶も新しいしさらっといこう。
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