ドコモが「ThinkPad X1 Nano」の5Gモデルを販売 「いつでもカエドキプログラム」対応:構成は固定
NTTドコモが、Lenovo(レノボ)製のプレミアムノートPCを販売する。5G通信に対応し、「いつでもカエドキプログラム」で購入することも可能だ。サポートはレノボ・ジャパンから提供される。
NTTドコモは10月6日、Lenovo(レノボ)製13型ノートPC「ThinkPad X1 Nano」の5G通信対応モデルを発売する。ドコモオンラインショップでの販売価格は23万9976円(税込み、以下同)となる。残価設定型の24回払い「いつでもカエドキプログラム」で購入することも可能で、残価(24回目の分割支払金)は9万6360円に設定されている。
ThinkPad X1 Nanoの概要
ThinkPad X1 Nanoは、レノボ・ジャパン(Lenovoの日本法人)の大和研究所(横浜市西区)が主導して開発されたノートPCで、日本では2020年12月に発売された。
- →1kg切りの新フラグシップモバイル「ThinkPad X1 Nano」誕生 Tiger Lakeを搭載して2020年第4半期に登場
- →最軽量構成は約907g 13型モバイルノートPC「ThinkPad X1 Nano」日本上陸 Tiger Lake(UP4)搭載で税別26万円から
ドコモが取り扱うのは5Gモデムを内蔵する構成で、以下の通り固定仕様となる(カスタマイズ不可)。なお、ドコモが個人向けにPCを販売するのは今回が初めてとなる(※1)。
- CPU:Core i5-1130G7(1.8GHz〜4GHz、4コア8スレッド)
- メインメモリ:16GB(LPDDR4X、増設/換装不可)
- ストレージ:512GB SSD(PCI Express接続)
- ディスプレイ:13型IPS液晶(2160×1350ピクセル)
- OS:Windows 10 Home(64bit版)(Windows 11 Homeにアップグレード可)
- キーボード:日本語配列(バックライト付き)
- ポート類:Thunderbolt 4(USB4)×2、イヤフォン/マイクコンボジャック
- 無線通信:Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.1、5G/LTE
(※1)かつて富士通(現FCNT)製の「Windows 7ケータイ F-07C」を取り扱ったが、これはあくまでも“iモードケータイ”の1つという扱いだった
販売はドコモオンラインショップの他、ドコモショップ、主要な家電量販店で行う。購入時はドコモが提供する分割払い(割賦)も利用可能で、先述の通り、いつでもカエドキプログラムにも対応している。ただし、店舗では取り寄せ対応(事前予約をした上での購入)となる。
料金プランは既存のもので対応
ドコモ回線とひも付けて使う場合は、既存の全ての5G料金プランに対応する。現在提供されている5G料金プランは以下の通り。
- 5Gギガホ プレミア
- 5Gギガライト
- 5Gデータプラス
- ahamo
「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」「ギガホ」のいずれかで契約しているドコモ回線がある場合、これらの回線にひも付けて5Gデータプラスを契約することで、5G/Xi(LTE)通信を月額1100円(税込み)で利用できる(ひも付けは同一名義でのみ可能)。
展示は3店舗のみ
ThinkPad X1 Nanoの実機は、以下の店舗でのみ展示される。
- ドコモショップ 丸の内店(東京都千代田区)
- ドコモショップ グランフロント大阪店(大阪市北区)
- d garden 名古屋栄店(名古屋市中区)
サポートはメーカーから
ThinkPad X1 Nanoは、メーカーブランド製品扱いとなる。そのため、修理対応を含む製品サポートはレノボ・ジャパンから提供される。拡張保守サービスが必要な場合は、同社から購入することになる。
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