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トリニティの「weara」開発中止 複合的な要因で
トリニティが、2020年1月に発売を予定していたウェアラブル「weara(ウェアラ)」の開発を中止したことを明らかにした。複数の要因が重なった結果だといい、それに代わる「何か」の開発が始まっているようだ。
トリニティは12月27日、2019年10月に発表し、2020年1月に発売を予定していたウェアラブルデバイス「weara(ウェアラ)」の開発を中止したことを発表した。さまざまな要因が絡み合い開発が進まなかったことが原因のようだが、wearaに代わる「新たな挑戦」を既に開始しているという。
同社の星川哲視社長は、公式ブログのエントリーにおいて開発に当たって発生した問題を幾つか挙げている。
- 新型コロナウイルスの影響で中国に渡航できなったことによる開発の遅れ
- ハードウェアとファームウェアの開発委託先の3度に渡る変更と、それにまつわる問題
- アプリやクラウドシステムにおいて品質を担保できる確信が持てない
結果的に、現状のwearaの開発継続は断念することになったという。ただし、先述の通り同社は「新たな挑戦」をスタートしているそうだ。wearaと同様のウェアラブルデバイスなのかどうかは分からないが、どのようなものが出てくるのか、期待して待ちたいと思う。
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