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iPhone 13シリーズをスマートかつ強固に守る Simplismのハイブリッドケース3種を試す(1/2 ページ)

トリニティの「Simplism」ブランドから発売された「iPhone 13」シリーズ向け耐衝撃ケースを試す。スピーカーにも採用される構造である「サウンドホーン」を採用したりMIL規格に準拠するなど、意欲的なモデルが3つ販売されている。

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Simplismケース
「Simplism」ブランドの「GRAV」と「GRASSICA Round」を装着した状態

 トリニティのブランド「Simplism」から登場した「iPhone 13」シリーズ向け耐衝撃型ケース3種類を試してみた。いずれも背面に透明な素材を使ったハイブリッドタイプで、クリア素材の透過率は高く、iPhoneの上品な外装を隠すことなく保護できる。

 今回試したのはiPhone 13シリーズ向けの「GRAV」「GLASSICA Round」「Turtle」の3製品。このうちGRAVとGLASSICA Roundは、いわゆるMIL規格(MIL-STD 810G)に準拠した耐衝撃性能を備えたタフなケースとなっている。

Simplismケース
「GRAV」(左)と「GLASSICA Round」(右)

ハニカム加工で手になじむ「GRAV」

 「Simplism [GRAV] 衝撃吸収ハイブリッドケース」は、手に持ちやすく衝撃に強いハニカムコア構造が特徴だ。直販価格は1870円(税込み、以下同)で、「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」向けの3モデルで展開している。

 カラーはiPhone 13 mini用でブラックとネイビー、iPhone 13用とiPhone 13 Pro用はブラック、ネイビー、グレーの3色をそろえる。

Simplismケース
写真はiPhone 13 Pro向けのネイビー。実測で33.2gと軽量だ
Simplismケース
背面は表面硬度5Hのアクリル素材を採用する

 側面のグリップは本体の外周を完全にカバーする形状で、前面部の周縁も保護できる。手に当たる部分は細身で梨地加工で仕上げられている。ザラザラとした感触が心地よく、手によくグリップする。

Simplismケース
前面部もフチまで保護できる
Simplismケース
側面部は梨地仕上げ。砂のようなザラザラした感触でよくグリップする
Simplismケース
電源キーとボリュームキーはカバー。Lightningポートとサイレントスイッチはくりぬかれている

 背面のカメラ部はくりぬかれており、カメラ周縁は外枠で囲われている。iPhone 13シリーズのカメラ周りに使われているサファイアガラスは、その丈夫さ故に一緒に持ち歩く小物を傷つけてしまう弊害があるのだが、このケースを装着すればその心配も無用だ。

Simplismケース
カメラのカメラ周縁部もしっかりカバー

 iPhoneの底面にあるスピーカーはケースが覆う形になるが、音響を前面に逃がすための通り道が開けられている。「サウンドホーン」と名付けられたこの工夫によって、横向きで動画を見るときに、音がくっきりと聞こえる。

 上下左右の端部には空洞が開けられており、好きなストラップホールとして使うことができる。デジタルカメラのように、横向きでネックストラップを付けるといった使い方もできそうだ。

Simplismケース
前面下部のサウンドホーン。両端はくりぬかれており、ストラップホールとしても使える

 このケースは側面のキーまで完全にカバーしているが、サイレントモードのスイッチとLightningポートはくりぬかれている。キーの押し心地は良好だが、サイレントスイッチはやや深くなり、爪を立ててオン・オフする形になる。

Simplismケース
サイレントスイッチはやや深め

 MagSafe充電器はケースを付けたままでも装着できて、充電も可能だ。ただし、吸着力が弱くなるため、きちんと使いたい場合はケースを外した上で充電した方が良いだろう。

Simplismケース
内側は蜂の巣状のハニカムコア構造を採用。衝撃を分散する工夫だ
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