ニュース
iOS 15.4は来週配信 マスクを着けたまま「Face ID」が使えるように
AppleがiOS 15.4の提供を来週(3月14日の週)に始める。マスクを着用した状態でも「Face ID」(顔認証)が使えるようになる。近くにあるMacとiPadの間で、一組のトラックパッドやキーボードを共用できる「ユニバーサルコントロール」も同じ週に提供する。
AppleがiOS 15.4の提供を来週(3月14日の週)に始める。iPhone 13シリーズ新色の発表にあわせて告知した。
iOS 15.4では、マスクを着用した状態でも「Face ID」(顔認証)が使えるようになる。iOS 14.5以降のiPhoneとwatchOS 7.4以降のApple Watchを併用することで、パスコードを入力せずにiPhoneのロックを解除できるが、iOS 15.4ならApple Watchが不要になる。
また、同じ週に「ユニバーサルコントロール」を提供することも明らかにした。iPadがMacのサブディスプレイ代わりになる「Sidecar」とは異なり、近くにあるMacとiPadの間で、一組のトラックパッドやキーボードを共用できるのが主な特徴。カーソルをMacからiPadに動かしたり、Macで入力した文字をiPadに表示させたり、コンテンツをMacから別のMacへドラッグ&ドロップすることも可能だ。
関連記事
- iOS 14.5の「マスクを着けたままiPhoneのロック解除」を試した 注意点は?
「iOS 14.5」では、マスクを着けたままiPhoneのロックを解除する機能が追加された。ただし利用するには、Apple Watch Series 3以降のApple Watchが必要となる。マスク装着時にロックを解除すると、Apple Watchに通知が来る。 - 「iPhone SE(第3世代)」はTouch IDを継承 マスクをしたままロック解除可能
「iPhone SE(第3世代)」は先代モデルと同じくTouch IDを搭載しており、指紋認証を利用できる。Face IDではマスクを着けたままだと認証できない。まだマスク生活を余儀なくされている中、“新しいiPhone”がTouch IDを搭載しているのは朗報だろう。 - iPhone 13シリーズに新色「グリーン」「アルパイングリーン」が登場 3月18日発売
iPhone 13シリーズに緑系の新色が追加される。iPhone 13/13 miniでは「Green(グリーン)」が、iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Maxでは上質感を高めた「Alpine Green(アルパイングリーン)」が3月18日に登場する。 - 「iPad Air(第5世代)」は何が進化した? 第4世代AirやiPad Proと比較
5G対応の「iPad Air(第5世代)」が3月18日に発売される。1世代前の「iPad Air(第4世代)」との比較を交え、最新モデルの仕様を改めてチェックした。最大のトピックは、上位モデル「iPad Pro(2021)」と同じ「M1チップ」を、iPad Airシリーズとしては初めて搭載したこと。 - 「iPhone SE(第3世代)」で見送られた機能と残念なポイント
iPhone SE(第3世代)は、iPhone 13シリーズと同じ「A15 Bionic」を搭載し、SEシリーズとしては初めて5Gに対応した。一方で、搭載が見送られた機能や要素もある。Face IDやMagSafeには対応しておらず、カメラもシングル構成にとどまっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.