Apple IDのパスワードを忘れたときの3つの対処法
iPhoneを使う際に必要となるApple IDとパスワード。これらが分からない場合、自分の端末か、もしくは他の人の端末でリセットする方法を試しましょう。「設定」アプリから再設定する他、「Appleサポート」アプリや、「Safari」アプリのアカウントの復旧ページからでも操作できます。
iPhoneを使う際に必要となるApple IDとパスワード。アプリの入手や2ファクタ認証などで入力を求められることがありますが、入力してもサインインできなかったり、パスワードを忘れてしまったりすることもありますよね。そんなときはまず、自分の端末か、もしくは他の人の端末でリセットする方法を試しましょう。「設定」アプリから再設定する他、「Appleサポート」アプリや、「Safari」アプリのアカウントの復旧ページからでも操作できます。
自分の端末でパスワードをリセットする
パスワードを手早くリセットしたいなら、自分の端末で行いましょう。「設定」アプリを開き、アカウント名→「パスワードとセキュリティ」→「パスワードの変更」を順にタップします。パスコードを入力して進み、新しいパスワードを2回入力して「変更」をタップすると、パスワードの再設定が完了します。
「設定」アプリを開き、アカウント名→「パスワードとセキュリティ」→「パスワードの変更」を順にタップ。パスコードの入力を求められるので、パスコードを入力する(左)。そして、新しいパスワードを2回入力し、変更」をタップ(右)
他人の端末でパスワードをリセットする
自分の端末が手元にない場合は、他の人のiPhoneやiPadなどからでもパスワードをリセットできます。友達や家族の端末か、Apple Store 直営店で店舗の端末を借りて試してみましょう。その際、端末にiOS 12以降がインストールされているかを確認しましょう。
まずはApp Storeで「Appleサポート」アプリを入手します。入手後、「Appleサポート」アプリを起動して「パスワードとセキュリティ」を選択します。「Apple ID パスワードのリセット」→「こちらから」を順にタップし、「別のApple ID」を選択して「続ける」をタップします。リセットしたいApple IDや使用している電話番号、パスコードを入力していきます。そして、新しいパスワードを入力して進めると、再設定が完了します。
「Appleサポート」アプリを起動して「パスワードとセキュリティ」をタップ。「Apple ID パスワードのリセット」、「こちらから」を順にタップし、「別のApple ID」を選択して「続ける」をタップ。リセットしたいApple IDを入力し、「次へ」をタップ。登録していた電話番号や、iPhoneのパスコードを入力する。新しいパスワードを2回入力して「次へ」をタップ(左)。パスワードが変更できたので、「続ける」をタップして終了する(右)
上記の手順でパスワードがリセットできない場合
これまでの手順を試してもパスワードのリセットができない場合は、アカウントの復旧ページを開いてみましょう。自分の端末か他の人の端末から、「Safari」アプリで「iforgot.apple.com」にアクセスして、Apple IDを入力します。Apple IDに使用している電話番号を入力すると、リセット方法が表示されます。下にスクロールして、「これらの方法を使用できませんか?」をタップし、本人確認の質問に答えていくと、パスワードのリセットができます。
また、「アカウント復旧用の連絡先」を事前に設定してある場合は、その人に復旧用コードを出してもらい、自分の端末にそれを打ち込んで、パスワードをリセットすることが可能です。
その他、28文字のコードの「復旧キー」をあらかじめ作成してあると、そのキーでパスワードをリセットできます。端末に、復旧キーや電話番号の入力が必要になります。
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