au/UQ mobileのAndroidおサイフケータイで「iDアプリ」が利用可能に
今までau/UQ mobileのAndroidおサイフケータイでは使えなかった「iDアプリ」。その利用がついに“解禁”された。iDアプリでのセットアップが必要だったカードを持っているau/UQ mobileのAndroidおサイフケータイユーザーには朗報である。
NTTドコモは4月28日、KDDIと沖縄セルラー電話がau/UQ mobileブランドで発売したおサイフケータイ対応Androidスマートフォン(以下「おサイフケータイ」)において、決済プラットフォーム「iD(アイディー)」のアプリを利用できるようにした。これにより、au/UQ mobileブランドのおサイフケータイでもiDアプリが必要なカード(後述)を使った決済を利用できるようになる。
利用方法
au/UQ mobileブランドから発売されたおサイフケータイでは、Google Playで配信されている「MVNO/SIMロックフリー端末版」のiDアプリを利用できる。ただし、端末のOSがAndroid 5.0以降である必要がある。
なお、Google Payアプリ(※1)や独自アプリ(※2)を使ってiDをセットアップできるカード会社では、既にau/UQ mobileブランドのおサイフケータイでiDを利用できる。
(※1)Google Payアプリに対応する会社:三井住友カード(SMBCデビットカードを含む)、VJAグループ、ゆうちょ銀行(Visa/MastercardブランドのJP BANK カード)、ペルソナカード、JFRカード(Visaブランドのカード)、LINE Pay(Visaプリペイドカードのみ)、ライフカード
(※2)独自アプリでiDを発行できる会社:メルペイ、横浜銀行(はまPay)、SBペイメントサービス(ソフトバンクカード)、Tマネー
対応カード会社(参考)
iDアプリを使っておサイフケータイにiDをセットアップできるカード会社は以下の通り。ただし、各社共に一部対象外となるカードもある。
- イオン銀行(イオンカード/スポーツオーソリティカード)
- NTTドコモ(dカード/d払い(iD)/dカード mini、※2)
- オリエントコーポレーション(オリコカード)
- クレディセゾン(セゾンカード/UCカード)
- ユーシーカード
- ポケットカード
- 三井住友カード(※3)
- VJAグループ(※3)
- SMBCファイナンスサービス(セディナカード、OMCカード、CFカードなど)
- ゆうちょ銀行(Visa/MastercardブランドのJP BANK カード、※3)
- ライフカード(※3)
(※2)dカード/d払い(iD)/dカード miniをセットアップする場合は、spモードでの接続が必要
(※3)Google Payアプリでのセットアップも可能
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