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「auひかり」の契約解除料を引き下げ 高速サービス解除料も撤廃
KDDIは、7月1日からインターネットサービス「auひかり」で契約解除料の引き下げや光ファイバー引き込み設備撤去の任意化など各種料金/提供条件を順次改定する。
KDDIは、7月1日からインターネットサービス「auひかり」の各種料金/提供条件を順次改定。改定日以降、新たにauひかりへ申し込む、または料金プラン変更を行ったユーザーが対象で、プロバイダー「au one net」以外を利用している場合は一部条件が異なる。
au one netの場合、auひかりホーム/auひかりマンションの契約解除料を7700〜1万6500円から2290〜4730円へ改定。2750円の高速サービス解除料は撤廃する。また、ギガ得プランから標準プラン、ずっとギガ得プランからギガ得プラン/標準プランへ変更手続時に初期工事費用残債の支払いを追加。改定以前の契約も対象となり、改定日は12月1日。
この他、auひかりホームでの初期工事費用の分割回数を変更。標準プラン/ギガ得プランは一括払いまたは23回払い、ずっとギガ得プランは一括払いまたは35回払いとする。これまでは電柱から利用者宅内までの光ファイバー引き込み設備を解約時に有料で撤去していたが、「利用者から要望がある場合に有料で撤去」へ変更する。
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