Xiaomiから“鉄腕アトムスマホ”が登場 中国メーカーの日本熱が止まらない:山根康宏の海外モバイル探訪記
Xiaomiから鉄腕アトムとコラボしたモデル「Redmi Note 11T Astro Boy Limited Edition」が発売されました。ベースモデルの「Redmi Note 11T Pro+」は、6.6型の144Hz駆動ディスプレイを搭載して140Wの急速充電に対応します。アイコンなどテーマは鉄腕アトムモデル専用のものになっています。
中国のスマートフォンメーカーは、限定版として日本のアニメキャラを採用したモデルをこれまでいくつか出してきました。特に熱心なのはOPPOで、最近ではガンダムやエヴァンゲリオンとコラボしたモデルを出しました。ただし残念ながら版権の問題もあり、中国国内のみの発売です。
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しかし他のメーカーも黙ってはいません。今度はXiaomiから鉄腕アトムとコラボしたモデル「Redmi Note 11T Astro Boy Limited Edition」が発売されました。
Xiaomiは2018年に初音ミクとコラボしたスマートフォンを出したり、最近ではブルースリーデザインのスマートフォンを発売したりしています。OPPOほどではないにしろ、社内に相当なマニアがいることは間違いないでしょう。一度開発チームの人と会ってみたいもの。
さて、製品はパッケージのスリーブを抜くと、シルバーがきらびやかなパッケージ本体が出てきます。
クイックスタートマニュアルなどが入っている中のスリーブにも鉄腕アトムが描かれています。この中には専用のケースとステッカーなども入っているとのこと。一方、充電器など他の付属品は一般的なものが入っているようです。
このRedmi Note 11T Astro Boy Limited Editionは、ベースモデルが「Redmi Note 11T Pro+」。日本では「Redno Note 11 Pro 5G」が販売されていますが、そのNote 11より一世代新しい、Note 11Tシリーズの派生モデルとなります。プロセッサはDimensity 8100、6.6型(1080×2460ピクセル)の144Hz駆動ディスプレイ……とスペックはなかなかのもの。急速充電も120Wに対応します。鉄腕アトム版はメモリとストレージの構成が8GB+256GBモデルのみで価格は2499元(約5万1000円)。ミドルハイレンジモデルとしてリーズナブルな価格でしょう。
アイコンなどテーマは鉄腕アトムモデル専用のものになっています。このあたり、中国メーカー各社のキャラクターモデルは中身までもかなりカスタマイズしており、毎日使っているとどんどん愛着がわいてきます。
また、後から追加したアプリのアイコンにも装飾が付けられ、それらも鉄腕アトムの世界観を崩さないルックスになっています。ここまできっちり仕上げてくれるのですから、日本向けにも出したら受けるんではないでしょうか?
カメラは6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロのトリプル仕上げ。こうして日本のキャラクターが中国で製品化されるのは、なんだかうれしいものです。しかも鉄腕アトムというかなり古いキャラクターまでも採用されるとは、ちょっと驚きます。次はどんなキャラクタースマートフォンが出てくるのか、楽しみなところです。
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