携帯の利用料金「高い」は5割以上、利用金額は3000円未満がトップ ゲオの調査
ゲオホールディングスは、ゲオアプリの会員を対象に「携帯電話の利用状況調査」を実施。メイン利用端末の毎月の利用金額1位は「1000〜3000円未満」で、54.6%が利用料金を「高い」と回答した。
ゲオホールディングスは、7月29日に「携帯電話の利用状況調査」の結果を発表した。対象はゲオアプリの会員1982人で、調査期間は7月1日〜7月4日。
現在使用している携帯電話/タブレットの台数は「1台」が72.6%で、2台以上使用しているのは27.4%と昨年調査の31.1%より減少。メイン利用の端末は「スマートフォン(Android)」が54.7%。「スマートフォン(iPhone)」が39.5%となった。
契約している通信会社やサービは「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」などキャリアが上位を占め、現在キャリアを使用中で今後格安SIMへ変更予定が「ある」「検討中」と回答したのは21.5%。メインで利用している端末の毎月の利用金額の1位は「1000〜3000円未満」、2位は「3000円〜5000円未満」、3位は「5000円〜7000円未満」となり、54.6%が利用料金を「高い」と回答している。
メイン利用の端末の利用期間は「3年以上」が26.0%で昨年同様1位になり、携帯電話の買い替えた後の利用期間の傾向は「あまり意識したことは無い」が最も多い。携帯電話の下取りを「利用したことがある」という回答は28.5%で、下取りを利用したくない理由の最多は「個人情報が心配だから」となった。
また、大手キャリアが取り扱いしている中古携帯を利用してみたいと思う理由で最も多かったのは「中古品に抵抗がないから」(42.9%)となった一方、利用しないと思う理由の最多は「中古品に抵抗があるから」(44.1%)となった。
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