「iPhone 14(仮)」はいつ発表される? ラインアップの内訳に変更も?:次期iPhoneはどうなる?
毎年秋にスペシャルを開催し、新型iPhoneなどを発表しているAppleですが、2022年もその時期が近づいてきました。既にネット上では、2022年に発表されるであろう「iPhone 14(仮)」についてさまざまなウワサが飛び交っています。そんなiPhone 14(仮)の発表・発売日を予想しつつ、ウワサされているラインアップについて整理します。
毎年秋にスペシャルを開催し、新型iPhoneなどを発表しているAppleですが、2022年もその時期が近づいてきました。既にネット上では、2022年に発表されるであろう「iPhone 14(仮)」についてさまざまなウワサが飛び交っています。今回は、そんなiPhone 14(仮)の発表・発売日を予想しつつ、ウワサされているラインアップについて整理したいと思います。
まず発表日ですが、Appleはここ数年、9月の第3週の火曜日、日本時間では水曜日の未明に発表を行っています(ただし、2018年は水曜日でした)。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により、製品毎に発表時期をずらしており、iPhone 12シリーズは10月の発表になりましたが、Apple Watch Series 6やiPad Air(第4世代)などは9月第3週の火曜日に発表されており、このタイミングが1つの目安となりそうです。
このため、例年通りのタイミングであれば、2022年は9月13日(火)、日本時間では14日(水)2時〜ということになります。発売時期については、発表のあった週の金曜日に予約開始、翌週金曜日に発売というパターンが続いているので、2022年は9月16日(金)に予約を開始、9月23日(金)に発売という可能性が高そうです。
なお、直近のiPhoneの発表日、予約開始、発売日をまとめると下記のようになります。日付は全て日本時間です。
ラインアップは4種類も、最新チップ搭載はProのみ?
iPhone 14(仮)のラインアップについては、iPhone 12シリーズや13シリーズと同様に4種類になるとのウワサが多いようです。中国のSNSから情報を集めているDuanRui氏がiPhone 14シリーズのケース画像を投稿。そこにminiが含まれておらず、またそれ以前にリークしていた金属モックの画像にもminiが含まれていなかったので、今回はminiがないという説が有力になっています。
ただし、その内訳は異なっており、iPhone 14(仮)ではminiが廃止され、無印/Pro/Max/Pro Maxの4種類になるという予想が有力です。サイズ的には、「iPhone 14」「iPhone 14 Pro」が6.1型、「iPhone 14 Max」「iPhone 14 Pro Max」が6.7型。iPhone 12/13にあったminiはラインアップから外れています。iPhone 14 Maxが初登場となりますが、要するにiPhone 14の大型版。Proに対するPro Maxと同じ位置付けです。
スペックの詳細については、確実といえる情報は出ていませんが、Apple製品の情報に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏は、iPhone 14 Pro/Pro Maxのみ新しいA16チップを搭載し、iPhone 14/14 MaxはA15チップのままになると予想しています。また、メモリは4モデルとも6GBになるとのこと。
この予想が当たっていれば、2017年のiPhone 8とiPhone Xから続いていた「最新iPhoneには新チップ」の構図が崩れることになります。Ming-Chi Kuo氏は自身のブログにて、今後、最新プロセッサはハイエンドモデルにのみ搭載されるともしており、iPhone 14シリーズに限った話ではなさそうです。
これまで、新しいiPhoneではカメラ性能にこそ差はあったものの、基本的な部分は共通していました。しかしこれからは、最新チップを搭載するProモデルのみが利用できる機能なども出てくるのかもしれません。
もちろん、こうした話は全て確証のないものではあります。果たして2022年のiPhoneがどのようになるのか、正式発表を楽しみに待ちたいところです。
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