Fitbit、「Sense 2」「Versa 4」「Inspire 3」を発表 先代より高機能で安価に
Google傘下のFitbitは、スマートウォッチの「Sense 2」と「Versa 4」、フィットネスバンドの「Inspire 3」を発表した。日本でも予約受付中だ。いずれも先代より高機能になり、安くなった。
米Google傘下のFitbitは8月24日(現地時間)、スマートウォッチの「Sense 2」と「Versa 4」、フィットネスバンドの「Inspire 3」を発表し、日本を含む世界で予約受付を開始した。本稿執筆現在、日本ではInspire 3は9月15日までに、その他は9月29日までに発送となっている。
いずれも、2020年に発表した3モデルの後継機種だ。日本での販売価格はそれぞれ先代より安くなっており、「Insprie 3」は1万2800円(先代は2万1470円)、「Versa 4」は2万7800円(先代は2万9990円)、「Sense 3」は3万2800円(先代は3万9990円)。
先代同様、AndroidだけでなくiOSにも対応する。OSはGoogleの「Wear OS」ではなく、先代と同じ独自OSだ。
いずれも少しずつ先代より薄く、軽くなった。
外観はほぼ同じなSense 2とVersa 4
Sense 2とVersa 4は外観はほぼ同じなスマートウォッチだ。価格からも分かるように、Sense 2が上位機種。いずれも23時間の心拍数モニタリング、アクティビティ追跡、睡眠とストレスの追跡機能を搭載する。
本体サイズは、Versa 4は縦40.5mm×横40.5mm×厚さ11.2mmで、Sense 2はセンサーが多い分、厚さが12.3mm。ベルトはSとLの2サイズがある。
1回の充電で最大6日間のバッテリー持続時間で、12分で1日分のバッテリーを確保できる急速充電に対応する。
いずれも「Fitbit Pay」でのタッチ決済が可能だ。日本ではSuica、PayPay銀行、Sony Bankを近日中にサポートする見込み。
2モデルの違いは、Sense 2には心房細動の兆候を検出するためのセンサーと、ストレス管理のためにcEDA(継続的な皮膚電気活動)を測定する「Body Response」センターを搭載する点だ。
Body Responseセンサーは、ストレスレベルが高くなりすぎると警告し、深呼吸やマインドフルネスセッションを勧める(オフにもできる)。
多くのヘルスケア機能を使うには、サブスクサービス「Fitbitプレミアム」に加入する必要がある。サブスク料は、月額640円(年額6400円)。
カラーOLEDディスプレイになったInspire 3
Inspireの先代との大きな違いはディスプレイがカラーのOLEDになったことだ。それでもバッテリー持続時間は同じ10日間のまま。
サイズは縦39.32mm×横18.6mm×厚さ11.75mm。ベルトはSとLの2サイズある。
また、SpO2(血中酸素飽和度)センサーが追加された。24時間の心拍数モニタリング、ストレスと睡眠のトラッキングなどの機能が使える。
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