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新「AirPods Pro」や「Apple Watch Ultra」の実機レポート 試して分かった“新しさ”(2/3 ページ)

Appleのスペシャルイベントでは、iPhone 14シリーズに加え、「AirPods Pro(第2世代)」や「Apple Watch」の新モデル3機種が発表された。AirPods Proは、約3年ぶりに発表されたアクティブノイズキャンセリング対応のワイヤレスイヤフォン。Apple Watchには、シリーズ初となる過酷な環境での使用を想定した「Apple Watch Ultra」が加わった。

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過酷な環境を意識した設計の「Apple Watch Ultra」

 Apple Watchの新モデルとして登場したのが、過酷な環境での使用を想定したApple Watch Ultra。登山やダイビング、トライアスロンなど、一般的なワークアウトよりもハードな状況で利用するため、従来モデルにはなかったさまざまな機能が加えられている。ケースのサイズは49mmで、過去最大。文字やアイコンなどが、より大きく見える。

AirPods Pro
過酷な環境での使用を想定したApple Watch Ultra
AirPods Pro
サイズは49mm。40mmのApple Watch Seires 6(左)と比べると、その大きさがよく分かる

 右側面の竜頭を模した「デジタルクラウン」は、これまでのApple Watchのように全体が露出しておらず、バンパーのようなパーツに囲まれている。衝撃などで破損してしまうのを防ぐためで、これも過酷な環境で使用するための設計だ。サイドボタンも大きく、グローブをはめていても操作しやすいことを目指している。

AirPods Pro
デジタルクラウンやサイドキーも、操作性や耐久性重視のデザインに

 左側面にはApple Watchとして初めて「アクションボタン」を採用する。このボタンを押すことで、さまざまなアプリを起動したり、操作したりすることが可能になる。ダイビング用に使う「水深」アプリを呼び出したり、コンパスアプリで特定の地点を記録したりと、ユーザー自身で機能をカスタマイズすることが可能だ。タッチパネルでは操作が難しい環境での使用を想定したものといえる。

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アクションボタンを採用する
AirPods Pro
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アクションボタンには、さまざまな機能を割り当てることが可能だ
AirPods Pro
水深アプリが用意されているのも、Apple Watch Ultraならでは

 ケースの素材にはチタンを採用。フラットなディスプレイがしっかりベゼルに囲まれているのも、耐衝撃性能を高めるのに貢献している。Apple Watch Ultra用に、「トレイルループ」「アルパインループ」「オーシャンバンド」という3つのバンドも用意される。フィット感が高く、しっかり腕に装着できるのもApple Watch Ultraならではだ。

AirPods Pro
専用のバンドも3種類用意

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