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「PayPayステップ」の条件変更は改悪? 今後も1.5%還元を受けるには?:スマホ決済のお得な活用術(2/2 ページ)
「PayPayステップ」のポイント獲得条件が12月から変更された。「PayPayあと払い」での支払いだと+0.5%が加算され、基本の0.5%と合わせて1.0%付与になる。加えて、300円以上の支払いが30回以上、10万円以上の利用で+0.5%となり、最大1.5%付与が得られるが、10万円以上の利用がネックだ。
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別の決済サービスを検討してみるのもアリ?
筆者はドコモユーザーなので、ひとまずPayPayカード ゴールドへの入会はないものとして検討する。
まずポイント付与率だけで考えるなら、この機会にもっと効率のいい支払い方法に変更する方法がある。例えば「楽天ペイ」の場合、楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、そのチャージ残高で支払えば最大1.5%還元になる。またドコモユーザーなら「d払い」の「d払いステップボーナス」によって、基本0.5%に「dカード」からの支払いで+0.5%(12月10日決済分から)、決済回数によって+0.1%〜+1.5%となるなど、最大3%還元が狙える。
PayPayは加盟店が多く、これまで1.5%のポイントが獲得できたことで、筆者はリアル店舗でのメインの支払い方法としてPayPayを活用してきた。とはいえ、今後は利用金額10万円が達成できなければ1%付与になってしまう。11月中は現行のPayPayステップの条件を達成させることに力を入れるものの、12月以降については、PayPayあと払いは登録しつつ、楽天ペイやd払いなどでの決済も検討しようと思っている。
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