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ドコモのオンラインブランド「ahamo」の由来は?:モバイルIT用語辞典
2021年に提供が始まったドコモのオンラインブランド、ahamo。この名称は「アハハと笑う」「英語の相づち」「未知の物事を瞬時に理解する」といった意味から取っている。
2021年3月にドコモが提供を始めたオンラインブランド「ahamo」。この名称には3つの由来があり、ユーザーに「驚き」「喜び」「楽しさ」を感じてもらえることを目指しているという。
2022年12月現在、データ容量20GBのプランを2970円(税込み)、さらに80GBを追加して合計データ容量100GBのプラン「ahamo大盛り」を4950円(税込み)で提供しているが、その名称には以下の3つの意味がある。
- 「未知の物事を瞬時に理解すること」という意味の「アハモーメント」
- 「なるほど」という相づちを英語で表現する「Aha」
- 楽しいときに「アハハ」と笑う、感嘆詞としての「アハ」
2020年ごろから総務省が継続して取り組んできた、携帯電話料金の低減や手続きの簡素化などを目指す「アクション・プラン」により生まれたといえるahamo。2022年6月に「大盛り」オプションの提供を始め、ドコモ回線を利用しつつもシンプルなプランとして利用者を増やしている。
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手続きはオンライン上では無料、ドコモショップでは有料で行い、料金の支払いは口座振替かクレジットカードのみと、店頭でのサポートコストを減らしている点も特徴といえる。
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