Twitterが有料化/終了したら利用するSNSアプリは? MMD調査
MMD研究所は12月26日、スマホユーザーに関する実態調査第1弾を公開した。その結果、スマホの利用時間は1日平均2時間以上3時間未満が最も多く、Twitterが有料化/終了した場合、次に利用するサービスはInstagramとLINEが上位にランクインした。
MMD研究所は12月26日、フォリウムと共同で12月9日と10日に実施した調査「2022年版:スマートフォン利用者実態調査 第1弾」の結果を公開した。調査範囲は15歳から59歳の男女2331人。
スマホの利用時間や利用するアプリなどを調査。1日の平均利用時間は「2時間以上3時間未満」が19.2%と最も多く、次いで「1時間以上2時間未満」「3時間以上4時間未満」と続いた。メールやメッセージの送信頻度については、全く送信しない人がキャリアメールで67.1%、SMSで59.6%と多く、LINEの送信頻度については「1〜10回」が54.4%と最も多かった。
最も利用するアプリのジャンル(複数回答可)は「動画」が28.5%で、「QRコード決済アプリ」(26.8%)「SNS」(25.6%)と続く。最も低いのは「メディカル」(0.7%)だった。
現在利用しているSNS、コミュニケーションアプリ(複数回答可)はLINEが86.8%と最も多く、Twitter(49.0%)、Instagram(44.2%)が続いた。Facebookの利用率は19.4%だった。
Twitterについて調査したところ(母数692)、アクセスする頻度は「1日に10回以上」が24.9%、「1日に2回〜5回未満」が23.4%、「1日に5回〜10回未満」が21.0%となった。所有するアカウントは「1つ」が57.7%で最も多く、2つ所有している回答者は21.0%となった。
Twitterが有料化か終了した場合、次に利用するサービスは(母数692、複数回答可)、Instagramが40.2%と最も多く、続いてLINE(31.8%)、Facebook(11.1%)となった。「Twitter以外は使わない」と回答した割合は7.8%だった。
また、マイナンバーカードの所有率も聞いた。2231人中「顔写真付きのマイナンバーカードを持っている」と回答した割合は55.5%で、マイナンバーカード所有者(1238人)のうち申請方法として最も多かったのは「市役所窓口で申請」(44.0%)で、次点が「スマートフォンによる申請」(43.2%)だった。
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