調査リポート
スマホ所有率は小学6年生で半数超え、iPhone比率は中学生で6割超え ドコモ調査
NTTドコモのモバイル社会研究所は、小中学生のスマホ所有率を発表。小学生高学年は所有率37%と過去最高を更新し、利用率は中学2年生で8割を超える。また、iPhone比率は中学生で6割を超えている。
NTTドコモのモバイル社会研究所は、2月16日に親と子に関する調査結果(2022年11月)から小中学生のスマホ所有率について発表した。調査対象は関東1都6県の小学生/中学生とその親で、有効回答数は500。
スマホの所有率(子が専用で所有している)は、小学生高学年で37%と過去最高を更新。スマホ/キッズケータイの利用率を見るとスマホの利用率は小学生で年々上昇傾向にあり、中学生は80%後半で変わらない。
学年別でスマホの所有状況を比較すると小学6年生で半数を超え、中学2年生になれば8割を超える。男女別では小学生高学年、中学生では約10ポイントほど女子が高い。OS別では小学生はAndroidの比率が高いが、中学生はiPhone比率が6割を超えている。
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