「dカード GOLD」「au PAY ゴールドカード」「PayPayカード ゴールド」の違いは? その特徴を徹底比較:スマホ決済のお得な活用術(2/2 ページ)
2022年11月24日に「PayPayカード ゴールド」が登場したことで、3大キャリアのゴールドカードが出そろった。携帯キャリアのゴールドカードを契約する大きなメリットは、スマホの利用料金に対して10%のポイントがもらえること。どれも同じように思いがちだが、じっくり内容を吟味すると、意外とその中身は異なる。
PayPayカード ゴールド×PayPayで最大2.0%還元が狙える
キャリアのカードは各社が提供するコード決済サービスとの相性もいい。「d払い」をクレジットカードで支払う場合、「dカード」以外のカードでは0.5%の基本還元ポイントが付かない。2022年12月10日から、d払いの支払いは「dカード決済ポイント」の進呈対象外となったものの、「dカード支払い特典」の0.5%が新設されたことで、「d払い」の支払いで1.0%のポイントが得られる。
au PAY ゴールドカードから「au PAY」残高にチャージすることで、1%のポイント還元があり、「au PAY」の決済による0.5%ポイントと合わせて合計1.5%のポイントが付く。
PayPayカード ゴールドは、PayPayの支払いに利用することはできないが、PayPayと連携し、「PayPayあと払い」に登録することで、ポイントアッププログラムの「PayPayステップ」が適用される。PayPayあと払いの登録で基本付与分が1.0%となり、ゴールドカード特典として+0.5%が付くので、PayPayの利用で合計1.5%のポイントが得られる。PayPayやPayPayカード ゴールドで300円以上の支払い回数30回、同様に支払った合計金額10万円をクリアすると、さらに+0.5%となり、最大2.0%が狙える。
このように、キャリアのゴールドカードには、さまざまな特典が用意されている。実際には契約するキャリアのゴールドカードに入会するのが一般的なので、カードの特典などによって入会するカードを検討することはないと思うが、現在、ゴールドカードへの入会を検討しているなら参考にしてほしい。
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