Qualcommが「Snapdragon 7+ Gen 2」発表 AI性能が40％向上

Qualcommは、新プロセッサ「Snapdragon 7+ Gen 2」を発表。CPU、GPU、AI、電力効率などシステム全体のパフォーマンスが大幅に向上し、商用デバイスは3月に利用可能となる。

[エースラッシュ，ITmedia]

　Qualcommは、3月17日（日本時間）に新プロセッサ「Snapdragon 7+ Gen 2」を発表した。CPU、GPU、AI、電力効率などシステム全体のパフォーマンスが大幅に向上し、商用デバイスは今月中に利用可能となる。

「Snapdragon 7+ Gen 2」を発表

　「Snapdragon Elite Gaming」のハイエンドゲーミング機能である自動可変レートシェーディング（VRS）などで、コンテンツをフル解像度かつ焦点を合わせたレンダリングが可能になった。背景を低解像度でレンダリングし、電力とパフォーマンスを最適化するといった方法が行える。また、Qualcomm aptXを搭載したSnapdragon Soundがロスやラグのない音楽ストリーミングとゲームサウンドを実現する。

CPU、GPU、AI、電力効率などシステム全体のパフォーマンスが大幅に向上した

　18bitのトリプルISPを備え、ユーザーは超低照度モードでキャプチャが可能。 統合されたAIエンジンの性能は、前モデル「Snapdragon 7 Gen 1」と比較し40％向上している。ネットワーク通信機能では「Snapdragon X62 5G Modem-RF System」を搭載し、最大4.4Gbpsのダウンロード速度や高い電力効率を提供。Snapdragon 7シリーズで初めて、5G／4GのデュアルSIMデュアルアクティブ（DSDA）に対応する。