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エックスモバイル×ホリエモンの「HORIE MOBILE」 “個人推し”のMVNOサービスは受け入れられるか?Mobile Weekly Top10

エックスモバイルが堀江貴文氏と組んで新しいMVNOサービス「HORIE MOBILE」を立ち上げました。著名人“個人”を推すMVNOサービスは非常に珍しいものですが、果たして契約者数はどこまで伸びるのでしょうか……?

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 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2023年3月9日から2023年3月15日までの7日間について集計し、まとめました。

HORIE MOBILE
エックスモバイルの新ブランド「HORIE MOBILE」の成否やいかに……?

 今回の期間のアクセス数の1位は、エックスモバイルが堀江貴文氏とコラボレーションして展開する新しいブランド「HORIE MOBILE(ホリエモバイル)」に関する記事でした。

 エックスモバイルといえば、最近は代理店を通した実店舗販売に注力してきた印象が強いのですが、今回のHORIE MOBILEはネットでの申し込みを主軸としつつ、エックスモバイルの公式ショップなどでも契約やサポートを受けられることが特徴です。月額料金は20GBの高速データ通信付きで3030円という設定で、堀江氏が関与/運営しているサービスや店舗に関する特典が受けられるようになっています。

 同社の木野将徳社長は、「HORIE MOBILEは携帯業界のLCC(ローコストキャリア)」と表現しています。LCCは航空業界の用語で、FSC(フルサービスキャリア)では無料で提供しているサービスを有料化したり、そもそも提供しなかったりすることで低廉な運賃を提供しています。大手キャリア(MNO)がFSCだとすると、HORIE MOBILEはLCCに相当する、ということです。

 ただ、MVNOという事業形態を踏まえつつ、HORIE MOBILEのサービスを俯瞰してみると、他のMVNOサービスはもちろん、エックスモバイル自身が提供している「シン・プラン」と比べても少し“割高”になっていることは間違いありません。「LCC」というよりは、「FSCとLCCの中間を狙ったサービス」という方がしっくり来るような気もします。

 ともあれ、著名人“個人”を前面に打ち出したMVNOサービスは非常に珍しいものです。個人推しでユーザーをどのくらい獲得できるのか、注目したいと思います。

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