江ノ島電鉄の「タッチ決済」乗車は4月15日から全駅で Visaなど5ブランドに対応:Mastercardと銀聯は後日対応
江ノ島電鉄などが予告していた「タッチ(EMVコンタクトレス)決済」による乗車サービスの提供が4月15日からから始まることになった。サービス開始当初はVisa、JCBなど5ブランドのタッチ決済対応カードで利用できるが、Mastercardと銀聯のタッチ決済には後日対応となる。
江ノ島電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、日本信号とQUADRACは4月10日、江ノ島電鉄線におけるクレジット/デビット/プリペイドカードの「タッチ(EMVコンタクトレス)決済」を使った鉄道乗車について、4月15日から開始することを発表した。対応ブランドのタッチ決済対応カード、あるいはタッチ決済をセットアップしたスマートフォンがあれば、事前に乗車券を購入したり交通系ICカードを用意したりせずとも江ノ電に乗れるようになる。
タッチ決済による乗車に対応するのは、江ノ島電鉄線の全駅。無人駅でも利用可能だ。
磁気乗車券を利用できる自動改札機が設置されている駅では、精算(有人)窓口に設置されるリーダーにカードまたはスマホをタッチして利用する。交通系ICカード用の簡易改札機(ポール型改札機)が設置されている駅では、交通系ICカード用とは別に、タッチ決済用のポール型改札機が設置されるので、それにタッチして利用することになる。
タッチ決済に対応するカードブランドは、サービス開始当初は「Visa」「JCB」「American Express(AMEX)」「Diners Club」「Discover」の5ブランドとなる。未対応の「Mastercard」と「銀聯(UnionPay)」については、後日対応する予定だ。
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