ニュース
Twitter社がマスク氏の「X社」に統合 既に会社として存在せず
米Twitterがイーロン・マスク氏の保有するX Holdings傘下のXという名の企業に結合された。米裁判所に提出された資料から判明した。Twitterは既に会社として存在しておらず、Twitterの運営をXが行っているという。
米Twitterがイーロン・マスク氏の保有するX Holdings傘下のXという名の企業に結合されたことが、米裁判所に提出された資料から判明した。
この資料はカリフォルニア北部地区連邦地方裁判所などで開かれている訴訟で、4月4日に提出されたもの。次のような記述がある。
「Twitter, Inc. has been merged into X Corp. and no longer exists. (TwitterがXに吸収合併され、もはや存在しない)」
Twitterは既に会社として存在しておらず、Twitterの運営をXが行っていることになる。さらに、Xがマスク氏の持株会社X Holdingsの子会社で、カリフォルニア州サンフランシスコに事務所を構える非公開企業であることも記載されている。
この詳細について、イーロン・マスク氏による直接的な言及はないが、11日16時3分には「X」の1文字だけをツイートしている。今回の1報で世界の関心を集め、その後、詳細を徐々に発表するやり口と思われる。
この投稿を受け、日本では一部のユーザーが「Twitterの運営元がXなら、日本法人名がTwitter JapanからX JAPANになるのでは?」と相次いで投稿しているが、Twitter Japan公式アカウントによる発表はない。
関連記事
- Twitterのアイコン、「柴犬」から「青い鳥」に戻る “隠しコマンド”は健在
Web版Twitterの左上に表示されていた青い鳥のアイコンが、日本時間4月4日未明に柴犬に変更されました。この犬(柴犬)は、イーロン・マスク氏が支持している仮想通貨「Dogecoin」のシンボルとなっているDogeというキャラクター。4月7日の朝には元の鳥のアイコンに戻りました。 - 「Twitter Blue」を使って考えた“月額980円の価値” 普及のカギを握るのは携帯キャリア?
Twitterの有料サービス「Twitter Blue」が、1月11日に日本で導入された。2009年からおよそ14年弱の間、Twitterを使い続けてきた筆者も、サービスイン初日に契約してみた。その方法や、Twitter Blueならではの新機能を紹介しつつ、同サービスの今後を考えてみた。 - Twitterの有料サービス「Twitter Blue」が日本上陸 月額980円(App Store課金の場合は1380円)
米国などで先行提供されてきたTwitterの有料サービスが、ついに日本でも利用できるようになった。日本での提供価格は980円(App Store課金の場合は1380円)となる。 - Twitterに「編集機能」は実装されるのか? その経緯と影響を整理する
Twitterは、ツイートを後から編集できる編集機能に取り組んでいると明らかにしました。ツイートを編集する機能は、これまでたびたび話題になっていたものの、Twitterがかたくなに導入を拒んでいた機能。編集機能を導入する場合、編集履歴の表示や投稿後5分後以内にするなどの措置が必要となりそうです。 - 「もしもTwitterがなくなったら」を考えてみた
Twitterがなくなったら割りと困る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.