検索
コラム

ドコモ、au、ソフトバンクが「Pixel 7a」を発売 価格や買い方を比較しよう

Googleのスマートフォン「Pixel 7a」が発売された。このモデルは同社による直販の他、NTTドコモ、au、ソフトバンクでも購入できる。販路による価格と、購入方法について簡単に比較してみよう。

Share
Tweet
LINE
Hatena
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 既報の通り、Googleは5月11日に新型スマートフォン「Pixel 7a」を発表し、発売した。NTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー電話)、ソフトバンクも同日、同端末を取り扱うことを発表し、発売した。キャリアが発表した端末を即日発売することは異例である。

 この記事では、Googleストア(メーカー直販)と各キャリアの直営店/Webストアにおける販売価格を比較しつつ、利用できる購入方法を紹介する。購入検討時の参考になれば幸いだ。なお、価格は全て税込みとなる。

Pixel 7aのパッケージ
Pixel 7a(Sea)のパッケージ
赤いエンタメパック
Pixel 7a(Coral)は、一部の国/地域での取り扱いとなる。取り扱いのある国/地域では何らかのスペシャルモデルとして展開されているようで、日本でも「赤いエンタメパック」というスペシャルモデルとなっている

最安値は「直販」 価格差は最大で1万7220円

 Googleストアと各キャリアの直営店/Webストアにおける販売価格は以下の通りとなる。

  • Googleストア:6万2700円(最安値)
  • NTTドコモ:7万5350円
  • au:6万3890円
  • ソフトバンク:7万9920円(最高値)

 最安値はGoogleストアである。auもほぼ同じ価格だ。最高値はソフトバンクで、Googleストアでの価格と比べると1万7220円割高だ。NTTドコモもGoogleストアの1万2650円増しとなっている。

 auはさておき、ソフトバンクとNTTドコモの価格差の“根拠”はどこにあるのだろうか……?

全販路で全色取り扱い ただしCoralは要注意

 Pixel 7aはCharcoal(チャコール)、Snow(スノー)、Sea(シー)、Coral(コーラル)の4色展開だが、Googleストアとキャリア共に全4色を取り扱う。

 ただし、「赤のエンタメパック」として数量限定販売されるCoralについて、キャリアでは販路を以下の通り限定している。

  • NTTドコモ:ドコモオンラインショップのみ
  • au:au直営店とau Online Shopのみ
  • ソフトバンク:ソフトバンクオンラインショップのみ

 他の3色はキャリアショップ、量販店や併売店(複数キャリアの携帯電話を取り扱う店舗)でも購入可能だ。

auの場合
赤のエンタメパックは原則としてオンライン販売限定だが、auのみ直営店での販売も行う

購入プログラム(分割払い/下取りなど)

 Pixel 7aを購入する際に利用できる購入プログラムは以下の通りとなる。なお、分割払いの支払い額はポイント充当分を含む各種割引を盛り込んでいないので、実際の支払い額は異なる場合がある。

Googleストア

 Googleストアでは、12回の無金利分割払いを利用できる。この分割払いを利用する際は、端末代金の支払い方法をVisa/Mastarcardブランドのクレジットカードとする必要がある。仕組みは以下の通りとなる。

  1. 購入金額相当(6万2700円)をカードの「利用保留分」として確保する
  2. 毎月保留額の12分の1(5225円)を毎月請求する
  3. 上記金額を毎月「利用保留分」から差し引く
  4. 12回の支払いが完了すると、利用保留分がゼロになる

 仕組み上、利用保留分が生じるため、カードの利用限度額によっては他の決済に影響を及ぼす場合があるので注意したい。

Splitit
Googleストアでは、Visa/Mastercardブランドのクレジットカードを使った分割払いに対応している。Splititが提供するシステムを利用しており、分割払いに対応していなくても“クレジット”カードであれば分割払いを行える

 また、Googleストアでは5月22日までの期間限定で、1万円分の「Googleストアクレジット」と、最大2万円の「スマホ下取り」を提供している。後者については、下取りが成立したタイミングで購入金額(=クレジットカードへの請求額)から差し引かれる(※1、2)。

(※1)12回払いを利用した場合、下取り額は毎月の支払いの割引に充当される(下取り額を使い切るまで実際の請求は発生しない)
(※2)下取りに出した後に端末を返品した場合は、下取り額はGoogleストアクレジットとして付与される

NTTドコモ

 NTTドコモでは、12回、24回、36回の無金利分割払いを利用できる(審査あり)。24回払いを選択した場合は、残価設定型の「いつでもカエドキプログラム」も利用可能で、同プログラムを適用した場合の支払い額は以下の通りとなる。

  • 初回:1738円
  • 2〜23回目:1726円
  • 残価(24回目):3万5640円

 残価は、プログラムに基づいて端末を下取りに出すと免除される。特に申し出がない場合、残価に対して24回の無金利分割払いが自動的に設定されるので注意しよう(※3)。

(※3)残価に対する分割払いが設定された後で下取りに出した場合、未請求分の支払い額が免除される

いつでもカエドキプログラム
いつでもカエドキプログラムを適用した場合の支払いイメージ

au

 auでは、24回、36回、48回の無金利分割払いを利用できる(審査あり)。24回払いを選択した場合は、残価設定型の「スマホトクするプログラム」も利用可能で、同プログラムを適用した場合の支払い額は以下の通りとなる。

  • 1〜23回目:1390円
  • 残価(24回):3万1920円

 残価は、プログラムに基づいて端末を下取りに出すと免除される。特に申し出がない場合、残価に対して24回の無金利分割払いが自動的に設定されるので注意しよう(※3)。

 なお、au Online Shopでは、新規契約(他社/povo2.0からのMNPによる転入、UQ mobileからの番号移行を含む)時に「au Online Shop お得割」を適用することで2万2000円引き、機種変更(povo1.0からのMNPによる転入を含む)では「5G機種変更おトク割」を適用することで5500円引きで購入できる。これらの割引とスマホトクするプログラムを併用する場合、割引は1〜23回目の支払い額に適用される。

新規
au Online Shopでは、新規契約時に「au Online Shop お得割」を適用できる。スマホトクするプログラムを併用する場合は、1〜23回目の合計支払い額(合計3万1970円)に割引を適用し、それを23回に分割するような支払いイメージとなる

ソフトバンク

 ソフトバンクでは、24回と48回の無金利分割払いを利用できる(審査あり)。48回払いは下取りを前提とする「新トクするサポート」との同時申し込みが必要で、24回目までと25回目目以降の支払い額が以下の通り異なる。

  • 1〜24回:917円
  • 25〜48回:2413円

 プログラムに基づいて端末を下取りに出すと、25回目以降の支払い額が免除される(※5)。

(※5)25回目以降の支払い後に下取りに出した場合は、残りの支払い額が免除される

新トクするサポート
「新トクするサポート」を利用する場合、1〜24回目の支払いと、25〜48回目の支払いで毎月の支払い額が変わる。25カ月目に端末を返却すれば、残額の支払いが免除される
まとめ
ここまで紹介してきた価格をまとめてみた。購入比較時の参考にしてみてほしい

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る