Androidに緊急連絡先を登録するには? もしものための準備をしよう
外出中に事故などで動けなくなった場合、Android端末には画面ロックをかけたまま緊急通報ができる機能が備わっている。今回は緊急連絡先の登録方法を紹介する。
外出中、事故や病気の発作などで動けなくなった時のために、Androidには画面ロックをかけたまま緊急通報できる「緊急通報機能」が備わっています。あらかじめ緊急時の連絡先を登録しておけば、万が一緊急通報が必要な状況になっても、すぐに家族や友人に連絡がいく可能性が高まります。
今回はAQUOS sense6を使って、緊急連絡先の登録方法をご紹介します。
アレルギーや服用している薬も登録しておこう
緊急時の連絡先や医療に関する自分の情報は、「設定」アプリから登録できます。設定を開いたら「緊急情報と緊急通報」を選び、登録したい項目をタップしましょう。
「緊急情報サービス」アプリでも登録できる
緊急情報サービスは、登録した連絡先へ位置情報を自動的に送信したり、設定した時間に安否確認を行ったり、身を守るための機能が搭載されているアプリです。緊急時の対策をしっかり行っておきたい人は、機能満載な「緊急情報サービス」アプリを使ってみてください。
最新のOSであればインストールされていますが、もしスマホ内になければPlayストアからでもインストールできます。
アプリ一覧画面から「緊急情報サービス」アプリを開き、Googleアカウントにログインしたら、案内に沿って緊急連絡先や医療に関する情報を登録します。
誤発信をしてしまうときは「緊急SOS」をオフにする
緊急通報は電源ボタンを素早く5回押すと実行されます。しかし、他のサイドボタンと間違えて押してしまったり、たまたま物があたったりして誤発信することがあるようです。
2023年1月には各キャリアから注意案内が出され、機能をオフにするよう呼びかけがありました。これらを防ぎたいときは、「設定」から操作し、「緊急SOSの使用」をオフにしましょう。もちろん、緊急SOS機能そのものをオフにすれば、いざというとき、機能を利用できないので注意が必要です。
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