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ドコモ、レゾナント合併に伴い「OCN部」を新設 コンシューマー事業強化へ
NTTドコモは、NTTレゾナントの吸収合併に伴い、7月1日から営業本部配下に「OCN部」を新設する。レゾナントで扱っているサービスやソリューションなどの事業を担う。OCN モバイル ONEもその1つに含まれる。
NTTドコモは、NTTレゾナントの吸収合併に伴い、7月1日から営業本部配下に「OCN部」を新設する。コンシューマー向け事業での営業体制やサービス開発力など経営資源を強化することが目的。
営業本部では、モバイル通信サービスや光ブロードバンド事業などの収益確保に向けた事業戦略策定やコンシューマー営業活動などを行っている。OCN部では、レゾナントで扱っているサービスやソリューションなどの事業を担う。OCN部長には、NTTレゾナント 取締役 パーソナルサービス事業部長の鈴木基久氏が就任する。
ドコモは、2021年10月に策定された「新ドコモグループ中期戦略」を推進すべく、7月1日付でレゾナントを吸収合併し、OCNやgoo関連のサービスはドコモが継承する。レゾナントが展開しているモバイル通信サービス「OCN モバイル ONE」もその1つで、同サービスは7月1日以降も、ドコモがMVNOとして提供する見込みとなっている。
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