スマホを決済端末にする「Tap to Pay on Android」開始 Square POSレジアプリを使用
Squareは、Androidスマートフォンを決済端末にする「Tap to Pay on Android」を提供開始。Square POSレジアプリを対応端末にインストールすれば、国際ブランドカードのタッチ決済が行えるようになる。
Squareは、9月6日にAndroid搭載スマートフォンを決済端末にする「Tap to Pay on Android」を提供開始した。連携可能なPOSレジアプリをダウンロードすれば、最短当日に利用開始できる。
Square POSレジアプリを対応端末にインストールし、設定を行えば国際ブランドカードのタッチ決済(非接触型決済)や、対応カードを追加したスマートフォン/スマートウォッチのウォレットアプリでの決済が可能となる。対応ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover。
Square POSレジの費用は決済手数料のみ。月々の利用料や売上金の振り込み手数料などは必要なく、Square 予約、Square請求書とも連携する。Android 9以上、NFCチップ搭載のスマートフォンで利用できるため、キャッシュレス決済の導入費用を抑えられるとしている。
【訂正:2023年9月11日8時50分 初出時、Squareのニュースリリースに誤りがあり、Tap to Payの対応アプリを修正しました。】
また、PayPayの加盟店審査をSquare経由で完了すると、Tap to Pay on Androidに加えてPayPayでの決済を受け付ける端末にできる。カード決済とPayPay決済の売り上げデータを一元管理できる。
関連記事
- Androidスマホを決済端末にする「Tap to Pay on Android」試用プログラム開始 参加事業者を募集
Squareは、Android搭載スマートフォンを決済端末にする「Tap to Pay on Android」試用プログラムを開始。6月16日までプログラム参加を希望する事業者を募集する。 - Squareが国内初のコード決済対応に「PayPay」を選んだ理由
決済サービスの「Square」がPayPayに対応した。同社としては国内初のQRコード決済対応で、追加費用なく既存のSquareでPayPayが利用できるようになる。Square ペイメント グローバルマーケティング責任者のEd Lin氏は「日本市場にとってコード決済は極めて重要」との認識を示す。 - 決済端末不要、QRコード読み取りで決済できる「LIFECARD CloudPay Neo」提供開始
ライフカードは、小売/飲食事業者やサロン事業者を対象とした端末レスのキャッシュレス決済サービス「LIFECARD CloudPay Neo」を提供開始。QRコードを読み取れば、クレジットカードや各種ID決済で支払いできる。 - 店舗向けに決済端末「楽天ペイ ターミナル」提供 LTE内蔵でコード決済や非接触決済に対応
楽天ペイメントは、楽天ペイ(実店舗決済)でオールインワン決済端末「楽天ペイ ターミナル」を提供開始。これを記念し、新規加盟店限定で「楽天ペイ ターミナル 導入0円キャンペーン」を開催する。 - ドコモ、スマホを「iD」決済端末にする実証実験を開始 まずは「Tap on Mobile」に対応
NTTドコモは、Androidスマートフォン電子マネー「iD」を決済端末として利用する実証実験を開始。まずは日本カードネットワークが実証実験中のサービス「Tap on Mobile」に対応する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.