ニュース
ソフトバンク、Y!mobile、LINEMOが「eSIM クイック転送」に対応 iOS 17のiPhone 15などで動作
ソフトバンク、Y!mobile、LINEMOの3ブランドがAppleの「eSIM クイック転送」に対応した。ソフトバンクが9月19日に発表した。eSIM クイック転送は、使用中のiPhoneのeSIMまたはUSIMカードの情報を転送して、新たに使用するiPhoneのeSIMとして利用できる機能だ。
ソフトバンクは9月19日、ソフトバンク、Y!mobile、LINEMOの3ブランドがAppleの「eSIM クイック転送」に対応したと発表した。
eSIM クイック転送は、使用中のiPhoneのeSIMまたはUSIMカードの情報を転送して、新たに使用するiPhoneのeSIMとして利用できる機能だ。ソフトバンクは、eSIM クイック転送を「ユーザーのiPhone上での設定と手続きだけで完結できる便利な機能」と紹介している。既に手続きの手順がWebサイトで公開されている。
申し込みの受付時間は2時から23時30分までとなっている。
なお、eSIM クイック転送を利用するにはiOS 17に対応する機種を用意する必要がある。具体的な機種名は次の通りとなる。
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13 mini
- iPhone 13
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12 mini
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
関連記事
- ドコモが「eSIMクイック転送」機能を提供 iPhone間でeSIMを再発行可能に
- povo2.0が「eSIMクイック転送」に対応 eKYC不要で再発行可能に
9月13日、KDDIのオンライン専用プラン「povo2.0」が「eSIMクイック転送」に対応した。同日配信開始のiOS 16を搭載したiPhone(iPhone 8以降)のSIMカード/eSIMを、新しいiPhoneのeSIMへ転送できる。利用中のSIMカードをeSIMに変更することも可能だ。 - 通信障害で見直される「eSIM」の使い道 知らないと損する“意外な落とし穴”も
今や通信プランは低用量から大容量までさまざま。SIMの差し替えが要らないeSIMや、MNPワンストップ方式が始まり、サブ回線の導入や乗り換えが手軽になった。昨今、通信サービスや端末で導入が進むeSIMだが、その注意点をいくつか紹介する。 - eSIMの普及にまだ時間がかかると感じる理由
eSIM採用端末iPhone XSやGoogle Pixel 4が登場した2018年に比べて対応端末は増えた。それでも普及に至るまでの道のりは長い。そんなeSIMのデメリットは何か、それを探りながら未だに普及しない理由を読み解く。 - eSIM普及の起爆剤に? iOS 16の新機能「eSIM クイック転送」のインパクトと課題
iOS 16の新機能「eSIM クイック転送」を利用すると、新旧のiPhoneがiCloudかBluetoothでつながり、eSIMプロファイルが新しいiPhoneに移ってすぐ通信が可能になる。eSIM クイック転送はキャリアの対応が必要になり、現時点では利用できるキャリアはKDDIと楽天モバイルの2社にとどまっている。今後、この機能は広がっていくのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.