調査リポート
旧Twitter「X」呼びは1割未満、有料化やブロック廃止は反対傾向 MMDの調査より
MMD研究所が、10月18日に「X(旧Twitter)に関する調査」の結果を発表。X呼びは9.1%で、Twitter呼びは67.7%となり、有料化やブロック廃止はどちらも8割前後が反対と答えている。
MMDLaboが運営するMMD研究所は、10月18日に「X(旧Twitter)に関する調査」の結果を発表した。対象は15〜69歳の男女5000人。
対象のうちX(旧Twitter)を「利用している」と回答したのは45.3%で、年代別では10代が63.2%と最も高く、次いで20代が59.3%、30代が47.2%となった。X(旧Twitter)を利用している2265人へ呼び方を聞いたところ「旧式の呼び方」が67.7%、「新式の呼び方」が9.1%、「旧式も新式もどちらも使う」が23.3%となる。また、ポスト(旧ツイート)の呼び方は「旧式の呼び方」が70.6%、「新式の呼び方」が9.3%、「旧式も新式もどちらも使う」が20.1%となった。
X(旧Twitter)の有料化への賛否は賛成が13.3%、反対は86.7%。ブロック機能の廃止について賛成は21.4%、反対は78.6%となった。今後の利用意向は「今後も利用したい」が74.8%で10代の割合が多く、「利用をやめる予定(検討含む)」が25.2%となり60代の割合が多くなった。
利用をやめる意向があるユーザーへ他のサービスで代用するか聞いたところ「他のサービスを利用する」が54.1%。今後最も利用する意向があるサービスを聞いたところ「Instagram」が40.8%、「YouTube」が25.6%、「Threads」が12.3%となった。
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