「Xiaomi 13T Pro」のグローバルモデルは“ライカ印”のカメラを搭載:山根康宏の海外モバイル探訪記
日本でもXiaomiのフラグシップモデル「Xiaomi 13T」シリーズが登場します。グローバル販売品はライカとコラボしたカメラを搭載しています。そのため、カメラ部分を見ると「LEICA」のロゴが入っています。
日本でもXiaomiのフラグシップモデル「Xiaomi 13T」シリーズが登場します。2022年も「Xiaomi 12T Pro」が発売されましたから、その後継機の投入は当然のことなのでしょう。今回は「Xiaomi 13T」「Xiaomi 13T Pro」と2機種も販売されるのはXiaomiが日本市場を重視しているからと考えられます。グローバルと足並みをそろえての新製品投入は日本のユーザーにとってもうれしいことでしょう。
筆者はグローバルの発表日である9月26日、マレーシアのクアラルンプールにいました。9月27日からはXiaomiの店舗でも実機が展示され、早速触ることができました。プロセッサ性能のいい上位モデルのXiaomi 13T Proがやはり気になりますね。カラバリは日本同様3色ありますが、ビーガンレザー仕上げのブルーのモデルがマレーシアでは一押しのようです。
とはいえ、日本モデルは海外モデルと異なる仕様になっています。グローバル販売品はライカとコラボしたカメラを搭載しています。そのため、カメラ部分を見ると「LEICA」のロゴが入っています。
カメラを起動すると、ライカ仕上げの写真のオン/オフを切り替えるアイコンが見えます。「LEICA」の文字の下に見えるAuthenticは、ライカらしさともいえる自然な色合いに仕上げてくれるライカモードとも呼べるモード。そしてこのアイコンをタップすると、ライカとXiaomiの協業によるコンピューティショナルフォトグラフィーを極めたVibrantモードに切り替わります。「LEICA Authentic」「LEICA Vibrant」どちらのモードなのかを常に気にしながら撮影できるわけです。
写真のフィルターもライカ監修のナチュラルや白黒などが入っており、アナログカメラ風の色合いの撮影も可能です。
日本版はこれらライカのカメラモードは使えないものの、Xiaomiのハイエンドモデルのカメラ性能は既に十分高い領域に達しています。グローバルモデルと撮り比べもしてみたいですね。
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