iOS 17では「天気」アプリも進化 降水状況や気温を過去のデータと比較できるように:iPhone Tips
iOS 17では「天気」アプリも大きくアップデートされた。注目したいのは「過去の傾向」と「月の情報」だ。旅行の計画を立てる際に役立ちそうな過去の気温や降水状況を確認できる機能と月の満ち欠けを確認できる機能で、この他に今後10日間の天気予報を確認したり、風向きを地図でアニメーションで確認できるようになっている。
iOS 17では「天気」アプリも大きくアップデートされた。注目したいのは「過去の傾向」と「月の情報」だ。旅行の計画を立てる際に役立ちそうな過去の気温や降水状況を確認したり、月の満ち欠けを確認したりできる。この他に、今後10日間の天気予報を確認したり、風向きを地図でアニメーションで確認できるようになっている。
過去の状況と現在の天気を照らし合わせる
過去の降水状況や気温は、好きな地域の情報のトップ画面下部「平均」のタブをタップすると確認できる。この画面でその日の平均気温や降水状況、画面下部では年間の平均気温などを確認できる。
月の満ち欠けを確認する
月の満ち欠けはトップ画面下部の月の画像が表示されているタブをタップすると確認できる。ここでは月の輝面率(どれだけ満ちているかの割合)の他、いつ新月や満月になるか、月の入り、出を表示できる。夜が晴れで満月の日に出掛けて、きれいな満月を楽しんでくる、といったことも簡単になりそうだ。
単位を変えて現地の表示にする、もっと未来の天気予報を見る
地域ごとに異なる標準単位の対応も増えた。メートル法だけでなく、ヤード・ポンド法の他、風の強さはノット、気圧はミリバール(mb)や水銀柱インチ/mmにも対応した。この設定は天気のトップ画面右下「≡」のボタンから「…」→「単位」とタップすることで設定可能だ。
また標準機能のアップデートとして、天気や降水確率の予報が10日先まで見られるようになった。さらに「降水量」からマップを表示して「風」を表示すると、風向きがアニメーションで表示される機能が追加されている。
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