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スマホアプリで都電の「デジタル乗車券」を期間限定販売 Google PayやApple Payで決済可能
東京都交通局は都営交通初の「東京さくらトラム(都電荒川線)デジタル乗車券」を12月15日〜2024年3月10日の期間限定で販売する。利用者はスマートフォンアプリを使って乗車前にキャッシュレス決済を行う。決済方法はクレジットカード、Google Pay、Apple Payに対応する。
東京都交通局は都営交通初の「東京さくらトラム(都電荒川線)デジタル乗車券」を12月15日〜2024年3月10日の期間限定で販売する。利用者はスマートフォンアプリを使って乗車前にキャッシュレス決済を行う。決済方法はクレジットカード、Google Pay、Apple Payに対応する。
東京さくらトラム(都電荒川線)デジタル乗車券は既存の一日乗車券をデジタルチケットにしたもの。乗車券の名称は「都電一日乗車券」で、価格は大人が400円、小児が200円だ。有効区間は東京さくらトラム(都電荒川線)内となる。利用者はRYDEのモビリティプラットフォームアプリ「RYDE PASS」で1回8枚まで購入できる。
東京都交通局は先着1000人に対して、デジタル乗車券を通常の半額となる大人200円/小児100円で販売する他、デジタル乗車券を購入した人に対して、沿線の店舗や、施設での提示でさまざまな特典が受けられるデジタルクーポンを提供する。
RYDEが提供するRYDE PASSは鉄道、バス、路面電車、旅客船などの乗車券をデジタル化するモビリティプラットフォームだ。RYDE PASSのシステム開発は不要のため、導入する企業は初期開発や保守にかかる費用を負担せずに済むという。
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