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「うんこドリル」シリーズが総務省/日本データ通信協会とコラボ 子どもが迷惑メール対策を学べる冊子を制作
「うんこドリル」シリーズを発刊している文響社が、総務省や日本データ通信協会とコラボレーションし、子ども向けの迷惑メールに関する冊子(教本)を発刊する。情報にだまされる可能性があることや、迷惑メールを受け取った時の正しい対処法などが解説されている。
文響社は12月18日、総務省と日本データ通信協会とコラボレーションした小冊子「うんこドリル めいわくメール」を制作したことを発表した。冊子は全国の公立小学校へ無償で寄贈される。
本冊子は子どもたちに「詐欺やデマ、迷惑メールにだまされずに上手に情報と向き合ってほしい」という思いから制作されたという。うんこねこにチェーンメールが届く場面から始まり、全4問のクイズとうんこひっかけクイズが掲載されている。
人気キャラクターの「うんこ先生」から出題されるユーモラスなクイズの選択肢をはじめ、かわいらしいイラストやストーリー展開で子どもの興味を引きながら、情報に騙される可能性があること、迷惑メールを受け取った際の正しい対処法などを実例も交えながら解説していく構成となっている。
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