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シャープとモトローラ、無線通信技術の特許クロスライセンス契約を締結
シャープとモトローラは、無線通信技術の特許クロスライセンス契約を締結。シャープは引き続き「公正、合理的かつ非差別」な条件で規格必須特許のライセンス供与を行っていくとしている。
シャープは、1月26日にモトローラとの無線通信技術の特許クロスライセンス契約締結を発表した。
同社は日米欧中韓の多数の通信機器や自動車業界のリーディングカンパニーに無線通信技術の規格必須特許のライセンス供与を行い、引き続き「公正、合理的かつ非差別」な条件で規格必須特許のライセンス供与を行っていくという。
また、同社は20年以上W-CDMA、LTE、LTE-Advanced、5Gなどの無線通信技術やネットワークに関する研究開発、特許出願を積極的に進めてきた結果、6000件以上の必須特許を保有。今後も5Gなど無線通信技術やネットワークに関する基幹技術の研究開発を通じて、事業ビジョン「8K+5GとAIoTで世界を変える」の実現に取り組むとしている。
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