海外の通話料金を抑えて全録音+テキスト化できる「トラベルトーク Switch」提供開始 6月末まで「Liteプラン」が2200円に
PANAM TravelSIMは、中/長期海外旅行者向け「トラベルトーク Switch」の提供を開始。英語や中国語などの通話をリアルタイムにテキスト化し、全自動録音で聞き逃しを防ぐほか、普段使っている携帯番号を相手に発信して通話できることが特徴だ。【訂正】
PANAM TravelSIMは2月13日、iPhone対応サービス「トラベルトーク Switch」の提供を開始した。中・長期の海外旅行者の利用を想定したもので、音声のリアルタイム文字起こしと音声の録音をしてくれるという。
【訂正:17時45分】初出時、「トラベルトーク」とすべき部分を「トラベルSIM」としていました。おわびして訂正いたします
本サービスは英語、中国語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語の通話をリアルタイムテキスト化できる他、全ての通話を自動録音するため、聞き逃しを防止できるという。通話の際は普段使っている携帯電話番号を相手に表示し、転送または受信専用の「トラベルトーク 050」を併することで国際電話の受話料金の負担も抑えられる。ハワイで使う場合、通常は1分あたり175円(NTTドコモ利用時)の受話料金がかかるが、トラベルトーク Switchを使うと転送電話利用時に40円、050受信(トラベルトーク050併用時)で0円に抑えられる。
利用料金は、利用期限が2週間の「Liteプラン」が500分発信で3000円、1カ月からの「BIZプラン」が1000分発信で3990円となる。受信通話、通話録音可能時間、文字起こし可能時間は、いずれのプランも無制限で利用できる。また、文字起こししたテキストと録音音声のダウンロード、通話記録の共有も可能だ。
なお、発売を記念して6月末までは、Liteプランが2200円で利用できる。
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