「初代INFOBAR型Apple Watch Case」、数量限定販売スタート 「40/41mm非対応」「ロックが掛かって操作できないのでは?」の声も
KDDIは2024年4月5日から5月10日まで、「初代INFOBAR型Apple Watch Case」のクラウドファンディングを実施する。この商品は携帯電話「INFOBAR」をApple Watchケースとして完全再現したもの。一般販売を前にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で数量限定販売が始まった。
KDDIは2024年4月5日から5月10日まで、「初代INFOBAR型Apple Watch Case」のクラウドファンディングを実施する。この商品は携帯電話「INFOBAR」をApple Watchケースとして完全再現したもの。一般販売を前にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で数量限定販売が始まった。
目標金額は100万円となっており、既に680人余りのサポーターから計716万1525円の支援を集めている。価格は9800円(税込み、以下同)だが、限定350台のプランなら早割で8820円、限定550台なら9310円で購入できる。
このケースについて、KDDIは「今後一般販売も予定していますが、クラウドファンディングを通じてINFOBARファンのお客さまに先行してご支援いただくことで、au Design projectの継続・発展を目指します」としている。
「au Design project第1弾として2003年に発売され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品にもなっている伝説のケータイINFOBARが、20年の時を超え」、Apple Watchのケースになった格好だが、留意すべき点は44mm/45mmのApple Watchしか取り付けられない点。一回り小さな41mmのApple Watchは、ケースに取り付けることができない。
X(旧Twitter)を見ると、「買えた」「これがケースなのか」「間に合った」「売れそう」などと好意的なコメントがある一方で、「40mm/41mmはないのか……」と嘆く声もある。
Apple Watch特有の仕様を挙げて、鋭く指摘するコメントもある。パスコードを設定したApple Watchは、背面が皮膚から離れた場合、ロックがかかるため、「初代INFOBAR型Apple Watch Caseの装着には適していない」という。
ロマンを求めるファンにとっては、即買いレベルの逸品だろうが、Appleがこのような使い方を想定していないため、慎重になる意見も出ているようだ。
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