ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」刷新 歩いてためたポイントがPayPayポイントに ソフトバンク子会社、健康促進に拍車
ソフトバンク子会社のヘルスケアテクノロジーズは、ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」を2024年4月15日に刷新した。アプリの使い勝手を見直した他、新機能を追加。心と身体の健康促進に拍車を掛ける。
ソフトバンク子会社のヘルスケアテクノロジーズは、ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」を2024年4月15日に刷新した。アプリの使い勝手を見直した他、新機能を追加。心と身体の健康促進に拍車を掛ける。
HELPOは2020年7月にサービスを開始し、24時間356日いつでも医療者に相談できる「健康医療相談」の提供、2021年6月には「オンライン診療」機能を追加するなど、法人や個人のユーザーに対して健康経営支援を行ってきた。チャットで医師、看護師、薬剤師などに身近な人に相談しづらい悩みなどを相談できる。診療予約からPayPay/クレジットカードでの支払いまでがアプリ内で完結する点もメリットだ。
ヘルスケアテクノロジーズは今回、HELPOのUI・UXを見直し、相談時の面倒な入力を省き、オンライン診療の予約までの手間を削減した他、新機能として「マイカルテ」「健康チャレンジ」「ポイントプログラム」を提供する。
マイカルテは毎日の活動記録だけでなく、睡眠、体重、血圧、血糖値、心拍数など、さまざまなバイタルデータも管理できる。ユーザーが設定した目標の管理でき、自分の健康状態が可視化される。身体の状態に応じて、医療従事者によるレコメンド通知、健康情報のAI活用によるパーソライズされたコミュニケーションなども可能だ。
健康チャレンジはヘルスケア/メディカルだけでなく、ウェルビーイング向上につながる機能。歩数目標や睡眠記録など毎週追加される定期ミッションや、将来的に企業毎に独自のミッションを設定可能にし、法人ユーザーの健康経営推進や、福利厚生に活用しやすいという。
ポイントプログラムは歩けばポイントをためられ、そのポイントをPayPayポイントに交換したり、市販薬や日用品サプリメントの購入に充てたりできる。現金化(出金)や他者への譲渡はできない。
ヘルスケアテクノロジーズは「誰もが意識せずに健康になれる・健康であり続けられる社会の実現」をビジョンにかかげており、HELPOを大幅に改善、また新機能を追加することで、「従来のヘルスケア/メディカルアプリにはない介入型の健康医療支援を実現する」としている。
ソフトバンク(SoftBank、Y!mobile、LINEMO)ユーザーが専用ページから「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」を設定し、初めてHELPOに加入すると、月額利用料の550円(税込み)が初月のみ無料になる。
関連記事
- 日本通信、月間6万歩で1GBのデータ容量と500ポイントがもらえるオプションサービス
日本通信は、オプションサービス「歩いてギガが貯まる」を提供開始。オンライン健康管理サービス「FiNC Plus」を受けつつ、月間6万歩を達成すると1GBのデータ容量とFiNCモールで使える500ポイントがプレゼントされる。 - au、ナビサービスの利用にWALLETポイントを付与 混雑緩和に期待
KDDIは7月13日から、「auナビウォーク」「au助手席ナビ」「auカーナビ」の利用にWALLETポイントを付与する。サービス利用で混雑緩和を狙う。 - ドコモ、歩いてdポイントをためる「歩いておトク」など新ヘルスケアサービスを開始
ドコモは新サービス「歩いておトク」を含む、計4つのヘルスケアサービスをまとめた「dヘルスケアパック」を発表した。 - 歩くだけでポイントがたまる Agoopがウォーキングアプリ「WalkCoin(アルコイン)」を公開
位置情報を使ったビッグデータ事業を行っているソフトバンクの子会社が、新たな事業としてウォーキングアプリの提供を開始する。歩くとポイントがたまり、ためたポイントでプレゼントの抽選に参加できる仕組みだ。 - PayPayの「あなたのまちを応援プロジェクト」、4月以降に東北エリア3自治体を追加 最大20%還元
PayPayは、地方自治体と共同で行うキャンペーン「あなたのまちを応援プロジェクト」へ2024年4月以降に参加する3自治体を発表。山形県最上郡真室川町(第3弾)、福島県12市町村(第6弾)、福島県3市町(第4弾)が対象となる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.