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3GPPが「6G」ロゴを策定 5Gの“次”に一歩前進
モバイル通信規格の検討/策定を行う「3GPP」が、6Gのロゴを新たに策定した。5G(5G NR)の次世代に向けた動きの“第一歩”となりそうだ。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は4月23日(米国東部夏時間)、最高機関であるPCG(Project Coordination Group)において、6G(第6世代移動通信システム)のロゴが承認されたことを発表した。このロゴは、5月にオランダのロッテルダムで開催される3GPP Stage-1 Workshop on IMT2030 Use Casesから使われる予定だ。
3GPPは移動通信システムの規格を検討/策定するために結成されたプロジェクトで、日本からは電波産業会(ARIB)や情報通信技術委員会(TTC)が参加している。
- →3GPPとは(2001年の説明記事)
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