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新型「iPad Pro」の実機に触れてきた 有機ELと薄型・軽量化の実力は一目瞭然だった(2/4 ページ)

イギリス・ロンドンで行われた発表イベントに参加して実機に触れることができたので、ファーストインプレッションを写真とともにお届けする。

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OLED採用により、薄型軽量化も実現

 ディスプレイにOLEDを採用したことは、薄型化と軽量化にも貢献している。特に前モデルとの差が大きいのが、13型のiPad Proだ。前モデルから1.3mmの薄型化と、100gの軽量化を果たしている。側面の薄さは一目で分かるレベルで、手に取るとこれまでの12.9型iPad Proのようなズッシリとした重さがなくなっていることが分かる。

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13型のiPad Proは、厚さがわずか5.1mmで、iPad史上最薄なのはもちろん、過去のApple製品の中でも最薄を誇る

「Nano-textureガラス」という新たな選択肢

 さらに1TB版と2TB版のみ、ディスプレイに「Nano-textureガラス」を選択できるようになった。これは「Pro Dispay XDR」にも採用されていた仕様で、光の反射を抑えて映像のディテールをより精細に映し出せるのが特徴だ。サラッとした手触りになり、映り込みが少なくなる。ただし、繊細な加工であるため、ディスプレイのクリーニングには専用のポリッシングクロスが推奨されている。この点もPro Display XDRと同じだ。

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Nano-textureガラスを搭載したiPad Pro。映り込みが減り、映像がより見やすくなっている
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左がNano-textureガラス、右が通常のガラス。左には、人の顔が写り込んでいない

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